寝起きの鼻の脂がひどい原因と改善方法7個!スキンケア

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目次

寝起きの鼻の脂がひどい原因3個

1. 乾燥することで自分のお肌が脂を作っている

お肌が乾燥を感じると、皮脂腺から皮脂が分泌されます。皮脂腺は、毛穴につながっていて、作られた皮脂は毛穴から肌表面に出てきます。

この皮脂は、肌表面にある汗と混ざりクリーム状になり、お肌の水分の蒸発を防いで皮膚のうるおいを守ってくれる役割があります。お肌にとってとても重要なものです。

しかし、乾燥がひどかったり、長引いたりすることで、過剰に皮脂が分泌されます。すると、肌表面にたくさんの脂がとどまって、テカリの原因になってしまいます。

紫外線を浴びることで、お肌の水分量が減り、乾燥を招きます。空気が乾燥した環境にいることでもお肌の水分が蒸発しやすくなります。そして、化粧水などのスキンケアをしていても、水分量が十分でないときも乾燥を招きます。

乾燥を防ごうとして、皮脂腺からはたくさんの皮脂が分泌されてしまいます。乾燥すればするほど、皮脂の量が増えてしまいます。普段から紫外線をたくさん浴びている、オフィスや自宅の生活環境が乾燥している、お肌への水分補給が足りていないなど思い当たることがある場合は要注意です。

2. ホルモンバランスが崩れることで脂が過剰に分泌される

ホルモンバランスが崩れると、お肌からは皮脂が過剰に分泌されます。人間の体には100種類以上のホルモンがあります。その中でお肌をきれいに保ってくれる大事なホルモンは、女性ホルモンと成長ホルモンですが、女性の体にも男性ホルモンがあり、皮脂分泌に関わっています。

ホルモンバランスが崩れることで、男性ホルモンが優位になり皮脂分泌が過剰になります。寝不足や、睡眠の質が悪いときにはホルモンバランスが崩れます。

寝ている間に成長ホルモンがたくさん分泌されてお肌の生まれ変わりを促進させてくれます。睡眠不足で翌朝を迎えると、ホルモンバランスが乱れ、成長ホルモンの分泌が減り、男性ホルモンが優位になってしまうことがあります。この増えてしまった男性ホルモンが皮脂の分泌を増やし、寝起きの鼻をテカテカにしてしまうのです。

3. 過剰な刺激で脂がどんどん作られる

お肌はとても繊細です。外的な刺激を受けると、皮膚を守ろうと皮脂を分泌します。人間の皮膚はとても薄く、一番の上の層である表皮と呼ばれるお肌表面の皮膚はたったの0.2mmしかありません。

普段何気に鼻をこすったり、ティッシュで鼻をかんだりするだけでもお肌にとっては刺激です。その後の鼻はとても乾燥しやすくなり、何もケアをしないままでいると、どんどん皮脂を作り出します。

クレンジングや洗顔でお肌をゴシゴシとこすりながら洗ったりすることで摩擦が起こり、余分な皮脂が分泌されます。ニキビや毛穴の角栓をつぶしたり、無理やり押し出したりするのはお肌を痛めつけているのと同じです。

そういった摩擦などにより本来必要な皮脂がなくなり、乾燥することでお肌はどんどん皮脂を作り出します。過剰な皮脂が肌表面に出てくることで寝起きの鼻はテカテカになってしまうのです。

鼻の皮脂が多い理由

鼻はもともと皮脂分泌が活発で、顔の中でも紫外線を浴びやすいことで乾燥を招き、皮脂が過剰に分泌されます。

人の皮膚にはたくさんの毛穴が存在しています。顔だけでも20万個と言われており、その毛穴一つ一つに皮脂腺がくっついています。そこから皮膚を守るために皮脂が分泌され、肌表面に出てきます。

顔の中でも特に額から眉間、そして鼻にかけて皮脂腺は大きく発達していて、皮脂の分泌が最も多いパーツになります。それらの中でも、鼻は顔の真ん中にあり、一番立体的で高い位置にありますので紫外線を真っ先に浴びることになります。紫外線をたくさん浴びると乾燥を招きます。

さらに鼻は、汗を作り出す汗腺の数も多いので、体温調整のために汗も出ます。お肌から水分が蒸発し、鼻はどんどん乾燥していきます。そうすると、乾燥を防ぐために皮脂もどんどん分泌されますので鼻は脂が最も出やすいのです。

鼻の皮脂の改善方法4個[スキンケア]

1. メイクはしっかりと落とす

仕事で疲れていたり、帰りが遅くなったりすると、メイクを落とすのがめんどくさいと感じることがあります。しかし、メイクを落とさずに寝てしまうと一晩で老けるとも言われているように、お肌にとっては大敵です。

特に鼻にある皮脂は、1日の汚れと脂が混ざり寝ている間に酸化してしまいます。保湿もされていない上に、酸化した脂が残っていると雑菌も繁殖しやすくなります。そうすると、お肌を守ろうと、皮脂分泌が過剰になります。

寝起きの鼻は脂が大量に発生していることでしょう。クレンジングでお肌をやさしくくるくるするようになじませ、1日の汚れを落としてスッキリさせましょう。

2. 洗顔はやさしく短時間にする

洗顔はたっぷりの泡を使い、お肌をこすらないようにやさしく洗いましょう。「やさしく」の目安としては、手のひらがお肌に触れないように、泡をクッションにして泡だけを転がして洗うのがポイントです。

鼻の脂を取ろうと、指でゴシゴシすると刺激になってしまうので、鼻は指の腹を使い、泡をくるくると転がすように洗いましょう。お肌に必要な皮脂まで取ってしまわないように、洗顔時間は顔全体で30秒程度にしましょう。

どうしても脂分が気になる時でも1分程度に留めましょう。優しく洗いあげ、程よく皮脂を残したお肌は、過剰な皮脂分泌をしません。寝起きの鼻の脂も少なくなっていくはずです。

3. とにかく保湿をする

鼻だけでなくお肌全体にとっても保湿はとても大事です。化粧水など保湿ケアをしているのに、鼻がテカテカしてしまうのは、まだまだ保湿ケアが足りません。

保湿のポイントとしては、洗顔をしたら、間を置かずにすぐに水分を補ってあげることです。化粧水がお肌に浸透した目安は、お肌がひんやりしてきたかどうかです。両手で顔を覆い確認してみてください。

鼻は小さく立体的なので、どうしても頬よりも保湿がおろそかになりがちなパーツです。コットンに化粧水を浸して鼻につけて置くのもおすすめです。化粧水パックをする時は、コットンやパックがまだうるおいが残っている状態で顔から取りましょう。

完全に乾いてしまうと、逆に顔からの水分を吸い取ってしまいますので注意しましょう。そして、乳液やクリームは必ずつけましょう。鼻からたくさん脂が出るからといって、化粧水だけでケアを終わらせると、水分はお肌から蒸発してしまいます。

乳液などの油分は頬を中心につけ、鼻などの脂が出やすい場所は手のひらに残った乳液を軽く抑える程度でも良いので水分が蒸発しないように蓋をしてあげましょう。

4. あぶらとり紙を正しく使う

あぶらとり紙は、一瞬にして鼻のテカリを軽減させてくれるので、脂が気になるときやメイク直しのときにとても役立ちます。

しかし、脂をきれいにとったはずなのに、気がつくとまたテカっていたことはないでしょうか。それは必要以上にお肌の脂を取ってしまっているからです。お肌に必要な皮脂まで完全に取ってしまうと、乾燥を招き、皮脂分泌を促します。

あぶらとり紙は、お肌に載せたら、軽く押さえて皮脂を吸い取りましょう。お肌表面を拭くようになでたり、ゴシゴシとこすらないようにしましょう。

完全にあぶらとり紙に脂分が付かなくなるまで何枚も使いたくなってしまいますが、1枚だけにしてみましょう。程よく脂を残した程度にしてあげると、新たな皮脂分泌が過剰に起こりません。

あぶらとり紙を使用した後は、そのままファンデーションをするのではなく、コットンに化粧水をしみ込ませてやさしく鼻先を抑えながら水分補給をしましょう。ミスト化粧水でも構いません。とにかく、保湿をすることが大事です。

鼻の皮脂の改善方法3個[生活習慣]

1. バランスの良い食生活を心がける

バランスの良い食生活ができれば健康にも美肌にも利点しかありませんが、忙しい生活の中、なかなか毎日実行するのは難しいですよね。そんなときは、次のポイントを守れば、鼻の皮脂分泌を抑えることができます。

まずは、揚げ物、菓子類、スイーツなどの脂質や糖質を多く含む食品の摂取を控えることです。脂質を多くとることで皮脂分泌につながります。

次に、ビタミンを多く含む野菜やフルーツを意識して食べることです。そうすることで、皮脂分泌を抑え、寝起きの鼻も油分バランスを保ち、鼻のテカテカが改善されるでしょう。

ただし、フルーツは糖分も多く含まれるため、朝ご飯に取り入れたり、できるだけ夕方以降の摂取は控えるようにしましょう。

2. 睡眠の質を高めホルモンバランスを整える

睡眠の質イコールお肌の調子と言っても過言ではありません。睡眠中に分泌される成長ホルモンによってお肌も新しく生まれ変わっています。睡眠が短かったり、質が落ちたりするとホルモンバランスが崩れます。

男性ホルモンが優位になり皮脂分泌が活発になることがあります。できるだけ早く寝ることを心がけましょう。

睡眠の質を保つために今すぐできるポイントは、寝る前にスマホを見ないことです。電子機器から出るブルーライトは脳を活性化させ、自律神経を刺激します。浅い睡眠を繰り返してしまうことになりますので、成長ホルモンの分泌を妨げます。質の良い睡眠が続けば寝起きの鼻のテカテカも徐々に改善されていきます。

3. 鼻を大切に意識する

お肌はとても繊細です。スキンケアを行う中、頬のお肌にはやさしく触れていても、鼻は特に意識しないことが多いのではないでしょうか。なぜか、何もないのに鼻をこすったりすることもあります。

風邪を引いた時や花粉症の方はよく鼻をかむこともあるでしょう。マスクを着用するときも、鼻にワイヤーが乗り、マスクが鼻と擦れることもあります。

こういった時、鼻は刺激を受け、必要な油分が取られています。しかし、すぐにケアしない方も多いのではないでしょうか。

携帯用ミスト化粧水で水分を補い、クリームを薄く伸ばしましょう。忙しい日々の生活の中、なかなか実行できないこともありますが、意識して鼻を大切に扱ってみましょう。鼻の黒ずみを無理やり押し出すこともしないようにしましょう。とにかく、乾燥を防ぎ保湿をしてあげることで鼻の脂は改善されていくでしょう。

寝る直前のスキンケアは?

寝る直前のスキンケアは睡眠中のお肌の乾燥を防ぎ、寝ている間に行われるお肌の生まれ変わりを促進してくれる効果があります。

寝る直前のスキンケアと言えば、よく聞かれるのがナイトクリームではないでしょうか。ナイトクリームは、たくさんの美容成分が入っているため、油分を多く含んでいます。皮脂が気になっているとどうしても避けがちなアイテムですが、寝起きのお肌がしっとりと潤いを保つことができたり、化粧のノリがよくなったりしますのでほんの少しの量を薄く伸ばしましょう。

寝起きの鼻が脂でテカテカにならないためにナイトクリームを上手に使うためのポイントがあります。化粧水でたっぷりと水分を補ってからナイトクリームを付けることです。コットンに化粧水をたっぷりと染み込ませ鼻を包み込むようにして載せます。1~2分経ったら、そのコットンでやさしくパッティングしましょう。ひんやりとしてきたらナイトクリームを薄くつけましょう。

まとめ

寝起きの鼻の脂は、その日にいきなりできたものではありません。今までのスキンケアや、生活習慣の積み重ねによりテカテカと鼻表面に現れているのです。ですので、すぐに脂をなくそうとしても難しいです。

脂取り紙やスクラブで脂をとってもまたすぐに出てきます。普段から意識して、正しいスキンケアや生活習慣を見直していくことで、必ず改善されます。寝起きのスッキリとした鼻を楽しみに、行動してみてはいかがでしょうか。

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