鼻の脂がすごい女性の原因と減らす方法8選!止まらない

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鼻の脂がニュルニュルと止まらない…

鼻の脂や毛穴トラブルは、世の女性の大敵です。「しっかり洗顔したつもりでも鼻から脂がニュルニュル出てくる」「出てきた脂で毛穴が大きく広がり、メイクがすぐに崩れてしまう」などの悩みを抱える人は多くいます。

しかも、鼻の脂は、30代や40代になってから生じることも多いトラブルです。10代や20代ならまだしも30代や40代になっても問題を解消できないと、「なぜ私だけ」という気持ちになりますよね。

手当たり次第に鼻の脂の解消法を試しても、残念ながら状況は変わりません。鼻の脂がすごい原因を理解し、根本的な肌質改善を目指してください。

鼻の脂がすごい原因

鼻の脂がすごい原因は、皮脂の過剰分泌です。適量分泌されている限り、皮脂は、肌の潤いを維持するために重要な役割を果たします。

しかし、皮脂は、何らかの原因によって過剰分泌されるとベタつき・テカリを引き起こしたり、毛穴トラブルを悪化させたりする存在です。

過剰分泌された皮脂を放置すると紫外線にあたって酸化し、過酸化脂質に変化したものが、炎症や肌荒れを引き起こすことがあります。

さらに、過剰分泌された皮脂は、大人ニキビを引き起こす原因です。過剰分泌されて毛穴に詰まった皮脂が角栓に変化するとアクネ菌のエサになり、赤ニキビや黄ニキビができてしまうことがあります。

皮脂の過剰分泌の原因4個

皮脂の過剰分泌は、さまざまな原因が重なり合うことで起こります。皮脂が過剰分泌されるときには、以下の原因を疑いましょう。

1. 皮脂の取りすぎ

油取り紙の頻繁な使用や過剰な回数の洗顔は、皮脂の取りすぎにつながります。皮脂の取りすぎはバリア機能を低下させて、刺激に対する抵抗力を失わせる原因です。

刺激に対して敏感になった肌は自分自身を守るための反応として、皮脂を過剰分泌するケースがあります。なお、過剰分泌された皮脂を放置することもまた、肌トラブルの原因です。皮脂対策を行う際には必要な脂は残し、不要な脂のみを取り除く意識を持ちましょう。

2. スキンケアの誤り

誤ったスキンケアの刺激によっても、皮脂が過剰分泌されます。具体的には以下の行為が、皮脂の過剰分泌を招きかねないスキンケアです。

・洗顔やクレンジング時にゴシゴシこする
・ピーリングジェルや酵素洗顔料を頻繁に使う
・スクラブ洗顔料を毎日使う
・洗浄力の強すぎる洗顔料を使う
・保湿を控える
・UVケアを行わない
・角栓を自分で引き抜く
・角栓をピンセットでつまみとる

上記のうちの1個でも心当たりがある人は、誤ったスキンケアによる皮脂の過剰分泌が疑われます。誤ったスキンケアは今すぐに止めて、正しい方法へと切り替えましょう。

3. ホルモンバランスの影響

生理前後に皮脂の過剰分泌が気になる人は、ホルモンバランスの影響を疑いましょう。生理前は男性ホルモンと似た働きをする「黄体ホルモン」が多くなり、皮脂が過剰分泌されやすい時期と言えます。

また、生理前は自律神経が乱れて、イライラしたり不安を感じたりすることも多い時期です。心身のバランスが崩れて十分なスキンケアを行えないと、肌の状態がより悪化します。

4. 生活習慣の問題

皮脂の分泌量は、生活習慣の影響を大きく受けます。たとえば慢性的な睡眠不足は交感神経を優位にして、ストレスホルモン「コルチゾール」の分泌量を増やす原因です。コルチゾールの分泌量が増えると、皮脂が過剰分泌されやすい状態になってしまいます。

脂質や糖質に偏った食事も、皮脂の分泌過剰を招く原因です。コンビニ食や外食ばかりで生活している人は、脂質や糖質に偏った食事になりがち。野菜・果物・タンパク質をバランス良く食べる生活に切り替えることで、鼻の脂を解消できる可能性があります。

鼻の脂を減らす方法3個[スキンケア]

スキンケアによって鼻の脂を減らすためにはクレンジング・洗顔によって顔の汚れをきちんと落とし、速やかに保湿する習慣を付けることが大切です。どうしても鼻の脂がおさまらない場合は、ビタミンC美容液をスポット使いする方法もよいでしょう。以下では、鼻の脂を減らす方法をより詳しく解説します。

1. クレンジングと洗顔を怠らない

鼻の脂を放置すると過酸化脂質に変化して、炎症や肌荒れを引き起こすリスクがあります。

帰宅後はすぐに化粧の濃さに合う種類のクレンジングで、化粧をきれいに落としましょう。濃い化粧をした日には汚れを落とす力が強い、クレンジングオイルやクレンジングバームを使用します。

ナチュラルな化粧の日には肌に負担をかけにくい、クレンジングミルクやクリームクレンジングがおすすめです。シートクレンジングは肌に摩擦刺激を与えて、バリア機能を低下させやすい種類です。鼻の脂が気になる時には面倒でも、洗い流すタイプのクレンジングを使ってください。

クレンジング後は洗顔料を使用して、化粧以外の汚れを落とします。鼻の周りのみ脂が気になる人は、洗浄力が強すぎる洗顔料を使用する必要はありません。顔全体の肌質に合う洗顔料を以下の手順で使用し、汚れをすっきり落としてください。

【1】顔全体をぬるま湯で予洗いする
【2】洗顔料に少量ずつ水を足しながら、よく泡立てる
【3】Tゾーンから洗顔料を乗せて、泡を転がすように洗う
【4】目元や口元を優しく洗う
【5】ぬるま湯でよくすすぐ

洗顔後は柔らかいタオルを顔にあてて、水分を吸収します。摩擦刺激は皮脂の過剰分泌を招く原因ですので、ゴシゴシ強く拭く方法は避けてください。

2. 洗顔後は速やかに保湿する

洗顔後の肌は水分を蒸散しやすく、外部刺激を受けやすい状態になっています。長時間そのまま放置することは避け、遅くとも5分以内には、化粧水をなじませてください。

化粧水は商品指定の量を最低限度と考えて、十分な量をなじませます。顔の内側から外側に向かって伸ばした後、皮脂を取りすぎて乾燥している部分には、重ね付けを行いましょう。

化粧水の後は乳液もしくはクリームをなじませて、適度な油分を補います。脂が気になる鼻の周りは乳液もしくはクリームを控えめにすると、ベタつきが気になりません。もしくは、顔全体と同様の保湿を行った後、鼻の周りのみに収れん化粧水を付けて、ベタつきを抑える方法もおすすめです。

3. ビタミンC美容液をスポット使いする

ビタミンC美容液とは、ビタミンCやビタミンC誘導体が配合された美容液のことです。ビタミンC美容液には男性ホルモンの生成を抑えて皮脂の過剰分泌を防止したり、肌を引き締めて毛穴の開きを改善したりする働きが期待されます。

鼻の脂がすごい時にはビタミンC美容液を適量指に出し、鼻の周りを押さえるようになじませましょう。

ビタミンC美容液を使用するタイミングは原則的に、化粧水の後・乳液やクリームの前が適切です。商品に特別な指定がない限りは原則的なルールを守り、正しく使用することで、鼻の脂を抑えてください。

鼻の脂を減らす方法5個[生活習慣]

鼻の脂を減らすためには、食生活や睡眠・運動習慣の見直しも必要です。合わせて鼻の脂を増やしてしまう原因行動を見直し、ベタつきやテカリの目立たない状態を目指してください。

1. 食生活を改善する

鼻の脂を減らす食生活の基本は、栄養バランスの整った食事を毎日決まった時間にとることです。その上で日々の食事の中でビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンCを意識的にとると、皮脂の過剰分泌を防止できます。

◯ビタミンB2
エネルギー代謝の補酵素として重要な栄養素。タンパク質の分解を助けて、ターンオーバーを活発化することにより、美肌づくりをサポートします。

◯ビタミンB6
脂質の代謝を助けて過剰な皮脂分泌を抑制する働きを担う栄養素。「発育のビタミン」とも呼ばれ、皮膚や粘膜の再生を助けてくれます。

◯ビタミンC
肌のコラーゲン合成に欠かせない栄養素。過剰な皮脂分泌を抑制し、ベタつき・テカリを防止する働きも期待されます。

2. 睡眠の質を高める

質の高い睡眠を取るとコルチゾールの分泌量が減り、皮脂の過剰分泌を防止できます。睡眠の質を高めるためには、以下の対策を実践しましょう。

・毎日同じ時間に起床・就寝し、規則正しく生活する
・休日も、2時間以上の寝坊を避ける
・就寝前にカフェインの入った飲み物を飲まない
・夕食は就寝する3時間前までに済ませる
・晩酌は適量に留めて、深酒しない

睡眠の質は、寝室環境の影響も強く受けます。寝室には余計なものを置かずに、リラックスできる環境を整えましょう。外部の音は極力遮断し、テレビやパソコンの電源を切ることで、静かに睡眠できる状態にすることも大切です。

3. 適度な運動習慣を作る

適度な運動によって汗を流すとターンオーバーが促されて、肌内部の水分・油分のバランスが整います。心身ともに健康で美しい状態を目指すためにも自分自身の体力・ライフスタイルに合う形で、適度な運動習慣を作りましょう。鼻の脂を減らすために役立つおすすめの運動方法は、以下の通りです。

・水泳、ウォーキングなどの有酸素運動
・ゆっくりと筋肉を伸ばすストレッチ
・ストレス解消にも役立つヨガ

「毎日1時間ウォーキングする」など自分自身にとってハードルの高すぎる目標は心身に強いストレスをかけて、美肌つくりを妨げるリスクがあります。継続していて「楽しい」と感じる程度の負荷の運動を、日々の習慣として取り入れてください。

4. ストレスを溜め込まない

鼻の脂を減らすためにはストレスを溜め込まず、発散する習慣を作ることも大切です。たとえば、仕事や人間関係で感じたイライラを自分の中に押さえ込まず、気持ちを分かってもらえる相手に話しましょう。

毎日のように飲み歩くわけではなければ友人と会食し、適度なお酒を楽しむ方法も、よいストレス対策です。

誰とも会話したくない時には大好きな趣味に没頭し、時間を忘れて楽しむ方法を試してください。とくに趣味がない人はお気に入りの音楽を聞いたり、アロマの香りを楽しんだりすることで、気分転換を図りましょう。

5. 禁煙する

喫煙は交感神経を優位にして男性ホルモンを活性化し、皮脂の過剰分泌を引き起こす原因です。鼻の脂を減らしてきれいな肌を作るためには、出来る限り禁煙しましょう。

自力で禁煙することが難しい人は禁煙外来を設けている医療機関を受診して、専門家の助けを借りることも一案です。「直ちに禁煙することを希望する」など一定の条件を満たす人は健康保険適用で、禁煙治療を受けられます。以下は、健康保険を使用した禁煙治療で受けられるサポートの例です。

・問診などによるニコチン依存度の判定
・貼り薬や飲み薬による治療
・専任看護師によるカウンセリング

禁煙外来で組まれたプログラムに沿って治療すると、「自力で禁煙する場合と比較して無理なく禁煙できる可能性が高い」と言われています。自分自身の健康のためにも時間を確保して禁煙外来にかかり、専門家と二人三脚の禁煙に挑戦しましょう。

鼻の脂がすごい時の化粧直し

鼻の脂でベースメイクが崩れた上からファンデーションを重ねても、美しく仕上がりません。鼻の周りにミスト化粧水を吹きかけた後、コットンもしくはティッシュを使用し、ベースメイクを取り除きましょう。

この時にゴシゴシ強くこすってしまうと、肌に大きな負担をかけます。弱った肌をいたわるためにはベースメイクの混じったミスト化粧水を吸水するようなイメージで、優しく汚れを取り除きましょう。

きれいにベースメイクを取り除いた後は、スポット使い用の毛穴カバー下地を指先に出し、クルクルとなじませます。毛穴カバー下地の上にはパウダーファンデーションを薄く塗り、他の部位との質感を揃えましょう。

まとめ

鼻の脂は、皮脂のとりすぎ・スキンケア方法や生活習慣の問題などが原因で、必要以上に増えてしまいます。

鼻の脂を止めるためには正しい洗顔・クレンジング方法を覚えることや、生活習慣全般を見直すことが必要です。原因を特定した上で正しく対策すれば鼻の脂に悩まない、理想の肌が手に入ります。この記事の内容を参考に、ベタつき・テカリの悩みを解消しましょう。

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