カラダ整う美習慣

“何となく不調”には
自律神経を整えるエクササイズを!

夏が終わり過ごしやすい秋を迎えているのに、ぐったり疲れていたり、だるかったりと“何となく不調”を感じていませんか?暑くて夜中に目が覚め、睡眠の質が低下してしまったり、また、エアコンが効いた快適な室内と、うだるような暑さの屋外、10度以上も温度が違う屋内外の行き来を繰り返したり、夏の間に溜まった疲れが原因で自律神経が乱れ、体の調整がうまくいっていないのです。  自律神経を整えるのに有効なのが、呼吸。特に「吐く」ことを意識すると、体をリラックスさせる副交感神経が優位になり、疲労回復、睡眠の質向上につながります。今回はそんな呼吸にフォーカスしたエクササイズをご紹介します。  また、最近よく耳にするのが「座りっぱなしのリモートワークや自粛生活で下半身のむくみがすごい」というお声です。そこで、ちょっとした合間にデスク横でできる、簡単かつ効果的なむくみとりエクササイズもご紹介。秋の美習慣としてぜひ取り入れてみてください!

だるさの原因、自律神経の乱れを改善! アルマジロ呼吸

外出自粛やリモートワークなど急激な生活の変化により、多くの方は交感神経が優位な緊張モードに!
背中を丸めた姿勢で5秒かけてゆっくり息を吐くことで、副交感神経を優位にします。
お風呂上がりなどのリラックスできる環境で行うのがおすすめです。

1肘を床につき正座して床に沈む

正座をしてから体を前に倒し、膝のすぐ前にくるように肘を床につきます。背中は自然とまっすぐに。

2背中を丸め呼吸を繰り返す

床を軽く肘で押しながら、背中を天井に近づけるように丸めます。その姿勢のまま、鼻から3秒かけて息を吸い、鼻から5秒かけて息を吐きます。

ここがポイント!

できる方は…
2のポーズで『5・5・5』の呼吸を!

息を5秒吸い、5秒吐き、5秒止める。
現代人は、呼吸過多により酸素不足に。
呼吸回数を減らすことが不調の改善につながる。

股関節を動かしてむくみ撃退 スクワット&カーフレイズ

下半身を大きく動かすエクササイズにより、滞った血流やリンパの流れがスムーズに。
むくみが取れることで、見た目にもだいぶ脚がスッキリします。

1まっすぐに立つ

足は肩幅に開き、背筋を伸ばした状態で立つ。耳・肩・骨盤・くるぶしが横から見て一直線になるように。

1まっすぐに立つ

足は肩幅に開き、背筋を伸ばした状態で立つ。耳・肩・骨盤・くるぶしが横から見て一直線になるように。

2腰を下ろしてスクワット

手を前で組み、つま先の上に膝がくるように、2秒かけてしゃがみます。この時、スネの骨と背骨のラインがなるべく平行になるように体幹を前に傾けます。

3親指の付け根で床を押してかかとを上げる

しゃがんだ状態から2秒かけてまっすぐ立った姿勢に戻ります。そこからかかとを上げてつま先立ち。かかとを降ろしたら、またしゃがみます。

3親指の付け根で床を押してかかとを上げる

しゃがんだ状態から2秒かけてまっすぐ立った姿勢に戻ります。そこからかかとを上げてつま先立ち。かかとを降ろしたら、またしゃがみます。

ここがポイント!

椅子の背もたれを使ってもOK!

椅子の背もたれに手を置いて行っても同様の効果が得られる。あまり背の低い椅子はNG。

ここがポイント!