指の毛穴が黒い…ぶつぶつで目立つ原因と対策9個

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毛穴の悩みは顔だけでなく、意外と指先にも。日常で過ごすときには顔よりも指のほうが視界に入るので、より気になる方も多いかもしれません。

指の毛穴が黒い原因は、主に3つです。この3つの原因を取り除くようにケアできれば、自然となめらかで美しい指先を保つことができます。

この記事では原因3つと対策として有効なスキンケア方法を紹介します。ぜひ指先ケアの参考にしてみてください。

目次

指の毛穴が黒い・目立つ原因3個

指の毛穴が黒い、あるいは目立つ原因はこの3つです。

(1)毛が残っている
(2)角栓
(3)色素沈着

ひとつずつ具体的に見ていきましょう。

1. 毛が残っている

多くの人は指先のムダ毛処理をしたときに、毛穴が黒くなっていることに気づくと思います。「せっかくキレイに剃ったのになぜ?」と思われるかもしれませんが、これは毛穴の中で毛が成長しているからだと考えられます。

毛穴から出られないまま成長した毛のことを「埋没毛」といいます。毛が見えているのに擦っても触れない理由は、皮膚の中に埋没したまま毛が成長しているからです。

埋没毛はムダ毛を間違った方法で自己処理することによって起こると考えられています。剃るときにジェルが不十分であったり、カミソリの切れ味が悪いまま使っていたりすると毛を処理するときに毛穴周りの肌まで傷つけてしまいます。

ダメージを受けたところを修復するために肌が働くのですが、その際に毛穴を覆うように皮膚を作ってしまいます。毛を覆っているのはとても薄い肌です。傷つけないように注意しましょう。

2. 角栓

顔と同じように、指先の毛穴にも角栓ができます。角栓は古くなった角質と余分な皮脂が絡み合って大きくなります。毛穴から飛び出すほど成長すると、空気に触れて酸化し、黒くなるのです。

角栓は洗浄不足や保湿不足によって作られます。また肌のターンオーバーが乱れることも角栓を作る原因の一つとして考えられます。

古い角質は肌が生まれ変わるターンオーバーによって剥がれ落ちたものです。毛穴の中の皮膚がターンオーバーすることで角質が剥がれ落ちるのですが、肌のコンディションが悪いと毛穴の外に排出されません。結果的に毛穴の中で皮脂と一緒に固まり角栓になります。

手は顔ほど洗浄や保湿のケアが十分に行えていないかもしれません。毛穴の黒ずみを予防するためには指先もしっかり整えるスキンケアをすることが大切です。

3. 色素沈着

毛穴の黒ずみは汚れではなく、毛穴周辺の肌そのものが黒くなっている色素沈着も考えられます。色素沈着とは、皮膚がメラニンを生成し黒っぽく変色することです。

メラニンは、肌が外部の刺激から身を守るために生成されます。強い紫外線や、物理的な刺激を受けると、ダメージをこれ以上蓄積しないように黒い色素であるメラニンを生み出します。毛穴の周りの肌は繊細であり、また指先は摩擦によるダメージもよく受けやすいパーツです。普段何気なく生活していても、黒ずみにつながる可能性があります。

黒ずみの原因が色素沈着であるにも関わらず、汚れを落とそうとゴシゴシすると肌に負担がかかります。色素沈着か、そうでないかを見極めるためには指先で優しく触ってみましょう。ザラつきを感じる場合は毛穴の汚れ、そうでない場合は色素沈着と考えられます。

埋没毛への対策3個

原因のひとつである埋没毛の対策を3つ紹介します。

埋没毛になったときのNGケアは、爪やピンセットで皮膚を削って無理やり毛を出す方法です。手っ取り早く処理したい気持ちはわかりますが、これは肌に大きな負担になり、他のトラブルを招いてしまいます。

埋没毛による黒ずみは今から紹介する3つの方法で対処しましょう。

1. ピーリングをする

ピーリングを行うことで不要な角質を取り除き、毛が外に出てくるのを手助けします。一回で無理に出そうとしないことがポイントです。

埋没毛を覆う皮膚は、中の毛が見えるほど薄い膜になっているので、すぐに破って毛を抜きたくなるかもしれません。しかし無理に毛を抜こうとすると毛穴が傷つき、大きく開いてしまう可能性があります。毛穴そのものが大きくなると、元のサイズに戻すのは非常に難しいと考えられています。

後悔しないためにも我慢強く、優しくピーリングをしましょう。ピーリングをするときは、ピーリング剤を指先に塗り拡げて、やさしくマッサージするように角質を吸着します。

ピーリングを行うときは使用頻度に注意が必要です。推奨される使用頻度はアイテムによって異なりますが、基本的には週に2〜3回にしましょう。うまく埋没毛を外に出すことができたら、丁寧に自己処理をしましょう。

2. 指毛のケアはクリニックで行う

埋没毛を作らないためにも、クリニックでの脱毛がおすすめです。クリニックで行われているレーザー脱毛や光脱毛は、指毛でも毛根からしっかり取り除き、また毛穴を引き締める効果が期待できます。

埋没毛ができる原因は中途半端な自己処理によって毛が毛穴の中でちぎれることも原因の一つです。毛根からキレイに脱毛する方法で処理すれば、埋没毛に悩むこともなくなるでしょう。

指の毛は範囲が狭いため、簡単に脱毛できます。脇や腕の脱毛のオプションで付けられるところも多いので、ぜひ試してみてください。

3. 負担が少ない方法で指毛の自己処理をする

指毛を自分で剃る場合は、正しい方法で行ってください。クリニックに通う場合でも自己処理は必要になりますから、肌に負担が少ない方法をチェックしておきましょう。

指毛をケアする方法は除毛クリームや毛抜きなどありますが、カミソリを使うのがおすすめです。

除毛クリームは毛を構成するタンパク質を溶かして処理をするのですが、敏感肌の方は肌が荒れてしまう可能性があります。毛抜きは毛穴への物理的なダメージが大きく、途中で切れて埋没毛を生み出してしまう可能性があります。

カミソリを使った指毛処理のポイントは3つです。
-ジェルやクリームを使う
-少ない回数で剃る
-剃り終わったら保湿をする

カミソリによる摩擦の負担を減らすためにシェービングジェルやクリームはたっぷり塗りましょう。出来るだけ切れ味のよいカミソリを用意し、1〜2回で処理しきるのも摩擦を減らすために重要です。

そして剃り終わったら必ず化粧水と乳液で保湿をします。肌にうるおいを与えて落ち着かせることで、毛穴トラブルを防ぎましょう。

角栓への対策3個

角栓ができているときのNGケアは、ピンセットや毛抜きで引っこ抜く方法です。一気に抜くやり方は、気持ちが良いのでやめられないという方も多いかもしれません。しかし角栓を掴むときにピンセットの先で肌を引っ掻いたり、急に大きな毛穴づまりがなくなることで毛穴の状態が不安定になったりします。

時間はかかりますが毎日のケアで少しずつ角栓を除去していきましょう。おすすめの方法を3つ紹介します。

1. 指先の保湿をする

顔にとっては当たり前の保湿も、指先には不十分になっていないでしょうか。角栓は肌の乾燥にも大きく関わってきます。

肌が乾燥すると、皮膚はうるおいを守るために角質層を厚くしたり、皮脂を過剰に分泌したりします。このどちらも角栓のもとになる不要な角質や皮脂を溜め込んでしまう原因です。
毎日のケアに指先の保湿を取り入れて、肌のコンディションを保ちましょう。

ハンドクリームをすでに使っている方は多いかもしれませんが、おすすめの保湿方法は化粧水も一緒に使うことです。顔の肌と同じようにうるおいをチャージしてから保湿をすることでより効果的に健やかな肌を保つことができます。

しかし顔と同じ化粧水を使う必要はありません。コスパを抑えるためにもボディ用の化粧水を用意して、お風呂上がりなど顔のケアと一緒に手軽に保湿するといいでしょう。

2. 酵素洗顔で手を洗う

酵素洗顔とは、角栓の元になる角質と皮脂を分解して洗い流す洗顔料です。角栓予防にはピッタリのアイテムと言えるでしょう。これを顔だけでなく手にも使うことで、指先の黒ずみを防ぎます。

やり方は簡単です。酵素洗顔で顔を洗うついでに、手の甲まで洗ってしまいましょう。酵素洗顔は基本的に小分けのパウダーで販売されています。手だけに使い切るのはもったいないので、顔を一緒に使うといいでしょう。

洗う際の注意点としては、パウダーが残らないようにしっかり泡立てることです。パウダーが残ったままになっていると、酵素がうまく働きません。さらに残っているパウダーが肌に細かいキズを作ってしまう可能性もあります。

しっかり泡立てて使えば、角栓予防に非常に効果的なスキンケアです。週に1回のスペシャルケアとして取り入れましょう。アイテムによって推奨されている使用頻度は異なるので、説明文をよく読んでから使うようにしてください。

3. 適度な角質ケアをする

角質ケアは肌のターンオーバーを整え、角質層を適切な厚さに調節します。角質層は乾燥したり紫外線を多く浴びたりすると、肌を守るために厚くなることがあります。

角質層が分厚くなると、当然毛穴の内部も皮膚が厚くなるため、毛穴の出口が狭くなります。その結果、毛穴内で剥がれた角質や分泌された皮脂が排出されにくくなるため、角栓ができやすくなります。

ボディスクラブやピーリングを使用して、指先までキレイな肌に整えましょう。ただし、角質ケアはやりすぎ禁物です。必要な角質まで取り除いてしまうと手荒れや乾燥のトラブルに繋がります。角質ケアアイテムの使用頻度を守り、またゴシゴシ擦らずに優しい力で行いましょう。

色素沈着への対策3個

色素沈着が起こっている場合、スキンケアですぐに黒ずみを取り除くのは非常に困難です。メラニンの生成を止めることはスキンケアではできず、ターンオーバーのサイクルが正常に行われるようにサポートする他ありません。

大切なのは色素沈着が起こらないような日頃のケアです。おすすめの対策は以下の3つです。

1. 美白化粧水や美容液で保湿

紫外線によるメラニンの生成を抑える美白効果があるスキンケアアイテムはぜひ取り入れたいものです。おすすめの成分はビタミンC誘導体やトラネキサム酸です。

顔に使うような高価な美容液に抵抗があるのであれば、ボディ用に使えるコスパの良いものでも構いません。指先だけにつけるならば、多くの量は必要ありませんのでぜひ利用しましょう。

ポイントは化粧水などでうるおいをチャージしてから使うということです。うるおいが十分に満ちた肌は、墓泊効果がある成分を速やかに吸収できます。せっかく手間をかけてケアするのですから、美容成分の効果を最大限に引き出せるように工夫して使いましょう。

2. 紫外線予防

手先の紫外線予防を徹底しましょう。
肌の老化を加速させる原因の8割は紫外線だと言われており、若々しくすべらかな手先を保つためにも紫外線予防は有効です。

顔に日焼け止めを塗るように、外出時には必ず手の甲にも日焼け止めを塗りましょう。顔に塗ったあとについでに塗れば、それほど手間はかからないはずです。

また日中に手洗いをすることが多いかと思います。そのたびに塗り直すことができれば、より日焼け止めの効果を高めることができるのでおすすめです。

日焼け止めを塗るのが面倒ならばUVカット効果がある手袋を使うといいでしょう。自分の生活に取り入れやすい方法で手先の肌も紫外線から守る習慣を身に着けましょう。

3. 美容クリニックを受診

すでに色素沈着してしまった黒ずみはクリニックの受診がおすすめです。シミやそばかすを取り除くのと同様に、美容クリニックでは色素沈着を取り除く施術ができます。

ケミカルピーリングや光治療などクリニックで受けられるものもあれば、ビタミンCローションなどを処方してもらって自分でケアする方法があります。

いずれにしても個人の肌質や黒ずみの度合いによって適したメニューが異なります。信頼できる専門家に診てもらい、判断するといいでしょう。

まとめ

指の毛穴が黒い原因と対策を紹介しました。毛穴の黒ずみに対してできることは、即効性のあるものは少ないです。どれも日々のケアで少しずつ改善することがりそうてきと言えます。

すぐになんとかしたい気持ちはぐっとこらえて、できることから少しずつケアしていくようにしましょう。そうすることで数年後に後悔しない、なめらかな手先を維持することができます。まずは原因をつきとめて、それにあった対策方法を実践し、指先が気にならない毎日を送りましょう。

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