鼻の黒ずみを簡単にとる方法5個!家にあるもので取れる?

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鏡を見る度にひどく気になる鼻の黒ずみやポツポツ汚れ。自宅にあるもので簡単にとることができるとしたら、非常に嬉しく思いますよね。

ただし、SNSで話題に上る鼻の黒ずみ対策は玉石混交。誤った対処を続けることで黒ずみが悪化し、後悔する結果となりかねません。

鼻の黒ずみの原因と正しい対処法や予防ケアを知り、長年のコンプレックスを解消しましょう。

目次

鼻の黒ずみがどうしてもとれない…

鼻の黒ずみや毛穴の開きは、コンプレックスを感じる女性が非常に多く、すっきり解消することの難しいトラブルの1つです。

毛穴クレンジングや毛穴パック、拭き取り化粧水など様々なケア商品を試しても目に見える変化を感じることはなく、どうしても黒ずみを解消できない…。

多くの時間と労力、お金を黒ずみ対策に費やしても報われず、「もう嫌だ」といった感情を持つ人も多いのではないでしょうか。

「せめて、黒ずみを隠したい」とカバー力の高いファンデーションを使用したり毛穴カバー下地を常用したりすることは、黒ずみの悪化を招く原因です。ゴシゴシこする洗顔を行ったりピーリングジェルを頻繁に使用したりすることもまた、毛穴トラブルの悪化を招く原因の1つ。

自己判断による対策を行えば行うほど毛穴の開きや角栓、黒ずみがひどくなり、取り返しのつかない事態に陥ってしまうリスクがあります。

鼻の黒ずみの原因2個

鼻の黒ずみとひと口にいっても、角栓の酸化による黒ずみとメラニン色素の沈着による黒ずみの2種類に分類されます。

自分自身の黒ずみがどちらに該当するかによって適切な対処法が異なりますから、正しい原因把握は非常に大切。以下の内容を参考に、鼻の黒ずみの原因を突き止めましょう。

角栓の酸化

毛穴に詰まったメイク汚れや古くなった角質、ほこりや皮脂を放置すると、角栓が形成されます。

毛穴に入り切らなくなった角栓が表面に顔を出し、空気に触れて酸化すると、黒ずみができてしまうのです。

このタイプの黒ずみは、角栓をきれいにとりのぞき、詰まりを防ぐ対策を行わなくては根本的な解決にいたりません。この後に紹介する鼻の黒ずみをとる方法・予防方法を合わせて実践することで、スベスベの状態を目指しましょう。

メラニン色素の沈着

鼻の毛穴が大きく開き、縁の色が黒ずむタイプのトラブルは、メラニン色素の沈着が疑われます。

毛穴の周りの皮膚に炎症が起こり、メラニン色素の生成が活発化した結果として、色素沈着が起こってしまった状態です。

メラニン色素の生成を活発化させる根本的な原因には、次のような内容が考えられます。

・ゴシゴシこする洗顔やクレンジングによる摩擦刺激
・ピーリングジェルや酵素洗顔料、スクラブ洗顔料の頻繁な使用
・剥がすタイプの毛穴パックによる刺激
・爪や専用器具を使用し、角栓を無理矢理押し出すお手入れ

その他、角栓の詰まった毛穴に紫外線刺激が加わり、メラニン色素の生成が促進されることもあります。黒ずみの目立つ時こそ紫外線対策を毎日行い、メラニン色素の更なる生成を防ぐことが大切です。

鼻の黒ずみは家にあるものでとれる?

角栓による黒ずみは、家にあるものを使用した集中ケアでとることが可能です。

メラニン色素の沈着による黒ずみは、美白有効成分配合の化粧水や美容液、クリームなどでお手入れを行わなければ、改善できないケースがあります。もしくは、角質ケア成分配合の洗顔料やピーリングジェルを使用し、メラニン色素の排出を促すお手入れを行うことも選択肢です。

鼻の黒ずみの原因が角栓の酸化であるか、メラニン色素の沈着であるかは、以下のような視点を参考にしましょう。

・指の腹でそっと触れると、ザラザラした感じを受ける。→「角栓の酸化」

・黒ずみがドーナッツ形で、中心部分は黒くない。→「メラニン色素の沈着」

メラニン色素の沈着が原因の黒ずみは、毛穴の詰まりや角栓が見られないケースもあります。「鼻の黒ずみ」とひと口にいっても複数の原因が考えられることを理解し、適切な対処を検討しましょう。

鼻の黒ずみを簡単にとる方法5個

鼻の黒ずみを家にあるものでとるためには、ベビーオイルやオリーブオイルを活用し、角栓を柔らかくほぐした上でとりのぞく対処を検討できます。よりマイルドなアプローチとしては、蒸しタオルでパックを行い、ターンオーバーを促進する対処も選択肢です。

以下では、家にあるもので鼻の黒ずみを簡単にとる方法5個のやり方と注意点をより詳しく解説します。

1. ベビーオイルと綿棒でとりのぞく

まず紹介する方法は、ベビーオイルと綿棒を使用し、角栓をとりのぞくお手入れです。週に1回から2回を目安に実践し、鼻の黒ずみを解消しましょう。

【1】綿棒の先端にベビーオイルにしみ込ませる
適量のベビーオイルを小皿などに用意し、綿棒の先端を浸して下さい。ベビーオイルの使用量が少ないと肌に負担をかけますから、ひたひたになる位までしみ込ませることが大切。お手入れの途中でベヒーオイルを付け足す可能性がありますから、余ったオイルは片づけず、そのまま近くに置いておきます。

【2】鼻の表面をマッサージする
ベビーオイルを浸した綿棒の先端を鼻にあて、表面をなでるように動かします。強くこすることは避け、優しく動かすことがポイント。マッサージの途中で滑りが悪く感じる時にはベビーオイルに再度浸し、黒ずみの気になる部分全体をお手入れしましょう。

【3】ティッシュで拭き取り、洗顔する
表面に残ったベビーオイルをティッシュでふきとり、いつも通りに洗顔します。この時に洗顔料を使わず、ぬるま湯のみですすぐ方法はNG。よく泡立てた洗顔フォームを使用し、汚れをきれいに落として下さい。

このお手入れのポイントは、ベビーオイルの油分によってメイク汚れや皮脂といった油性の汚れを溶かし出し、とりのぞきやすい状態に変えることです。

ベビーオイルが家にない場合は、ホホバオイルやオリーブオイルなど手もとにある美容オイルで代用することも可能。いずれのオイルを使用する場合も、お手入れ後の洗顔をきちんと行い、新しい角栓ができないように配慮しましょう。

2. オリーブオイルで鼻パックする

綿棒を使用するお手入れの摩擦刺激に抵抗を感じる人は、オリーブオイルによる鼻パックに挑戦してはいかがでしょうか。オリーブオイルは、人間の皮脂の主成分「オレイン酸」を豊富に含むオイルです。そのオリーブオイルを鼻に塗り、一定時間放置してから落とすことで、角栓や黒ずみをとりのぞきます。

◎オリーブオイルによる鼻パックの手順

【1】オリーブオイルを手の平に出し、体温で温める。
【2】温めたオリーブオイルを鼻に塗り、1〜2分なじませる。
【3】指の腹を鼻にあて、小さな円を描くように動かして、角栓をほぐす。
【4】洗顔料を使用し、オリーブオイルと角栓を洗い流す。

黒ずみケアに使用するオリーブオイルは、美容用オリーブオイルを選択しましょう。食用オリーブオイルの中には精製度が低い商品もありますので、鼻パックに不向き。オイルの中に含まれる細かい繊維などが刺激となって、肌トラブルを招いてしまうリスクがあります。

せっかくお手入れを行ったにも関わらず、肌トラブルが生じては残念ですよね。大切な肌を守るためにも、手持ちのオリーブオイルが「美容用」であることを確認した上、鼻パックを行いましょう。

3. 洗顔前に蒸しタオルでパックする

ベビーオイルもオリーブオイルも家にない。そのような時には、ハンドタオルのみで行う黒ずみケアを検討できます。以下の手順に従って蒸しタオルを作成し、2分から3分程度パックを行うことで、毛穴を大きく開かせましょう。

◎蒸しタオルの作り方

【1】水で濡らしたハンドタオルをきつく絞る。
【2】ハンドタオルをおしぼりのように巻き、ラップで包む。
【3】500〜600Wの電子レンジで30~40秒程度加熱する(※やけどに気を付けましょう)。
【4】冷たく感じる場合には20〜30秒ずつ再加熱し、適温に調整する。

その後、普段通りの洗顔を行うことで、角栓がきれいに落ちます。より重点的な対策を行いたい場合には、角質ケア成分入の洗顔料を使用し、お手入れを行うことも選択肢です。

蒸しタオルパックによるお手入れとベビーオイル、オリーブオイルによるお手入れでは、根本的なアプローチが異なります。

蒸しタオルパックは毛穴を大きく開かせることで角栓を落としやすくするアプローチ、ベビーオイルやオリーブオイルによるお手入れは角栓をほぐして落としやすくするアプローチです。

どちらが良いかはもともとの肌質や黒ずみの状態によって異なりますので、自分に合うお手入れを選択すると良いでしょう。

4. 洗顔後に蒸しタオルでパックする

そもそも鼻の黒ずみや角栓は、肌の生まれ変わりが行われる際に排出される存在です。しかし、肌の乾燥や加齢などの影響で生まれ変わりが滞ると黒ずみや角栓の排出がうまく進まず、ポツポツ目立ってしまいます。

そこで、検討できる対策は、洗顔後の蒸しタオルパックによって顔の血行を促進し、肌の生まれ変わりを後押しするお手入れです。先に紹介した手順で蒸しタオルの準備を行い、2分から3分程度パックします。

洗顔後の蒸しタオルパックによる黒ずみ対策は、一定期間の継続による変化を期待するお手入れです。即効性を期待しにくい代わりに角栓や黒ずみのできる原因に焦点をあて、きれいな肌への生まれ変わりを促進することができます。

5. 乳液洗顔(乳液ピーリング)を行う

乳液洗顔(乳液ピーリング)とは、乳液によって硬くなった肌をほぐし、古い角質をとりのぞくお手入れを意味します。古い角質をとりのぞくことでターンオーバーを促進し、鼻の黒ずみを解消する働きが期待されます。

◎乳液洗顔(乳液ピーリング)のやり方

【1】普段通りの洗顔を行う。
【2】乳液をたっぷりと手の平に出し、顔全体に伸ばす。
【3】顔の内側から外側方向にマッサージを行いつつ、乳液が透明に変わるまでなじませる。
【4】蒸しタオルで顔全体を包み込み、古い角質を柔らかくほぐす。
【5】蒸しタオルを外し、顔全体を優しくぬぐう。

乳液洗顔(乳液ピーリング)は、角質ケアと同様の働きが期待されるお手入れです。保湿の一貫として乳液を活用するわけではありませんから、お手入れ後のアフターケアをきちんと行うことが大切。化粧水や美容液、乳液もしくはクリームによる保湿を行い、肌の乾燥を防ぎましょう。

鼻の黒ずみを取るのにNGな方法3個

「良かれ」と思って続けてきた毛穴ケアがマイナスに作用し、鼻の黒ずみを悪化させることもあります。具体的には、以下のようなお手入れを控え、正しい対策方法への切り替えを検討しましょう。

1. ピンセットや毛抜きで角栓を引き抜く

角栓を引き抜くお手入れは、毛穴の周囲の肌を傷つけ、メラニン色素の生成を活性化するリスクがあります。メラニン色素の生成を促し、黒ずみを悪化させるリスクも伴いますので、控えましょう。

毛穴ケア専用のピンセットや毛抜きを使用するとしても、周囲の肌を傷つけるリスクを伴うことは同様。無理に引き抜き全般がNGケアに該当することを理解し、安易な挑戦は控えて下さい。

2. 剥がすタイプの毛穴パックを使用する

剥がすタイプの毛穴パックの使用もまた、毛穴の周囲の肌に刺激を与えるリスクがあります。角栓や黒ずみの目立つ肌はそもそもバリア機能が低下し、外部刺激に対して敏感な状態です。

バリア機能の低下した肌に更なる刺激を加えると、過剰な皮脂が分泌されて、毛穴の詰まりが悪化する事態に陥りがちです。過剰な皮脂をエサにアクネ菌が繁殖し、大人ニキビを招いてしまうリスクもあります。

3. ワセリンパックを行う

ワセリンを塗ったまま就寝するお手入れは、角栓の排出を妨げ、黒ずみを悪化させるリスクがあります。

ワセリンを保湿に活用する場合は、保湿成分の含まれる化粧水を塗り、水分の蒸散を防ぐために使用する方法が正解。ワセリンそのものに保湿成分が含まれるわけではありませんので、保湿ケアにおける単独使用は避けましょう。

鼻の黒ずみの予防方法3個

鼻の黒ずみの根本的な解消を目指すためには、スキンケア習慣を見直し、角栓の蓄積やメラニン色素の沈着を防ぐことが大切です。具体的には以下3個のポイントを意識し、スキンケアの見直しを進めましょう。

1. 朝・夜2回の洗顔を正しく行う

朝・夜2回の洗顔は、黒ずみ予防の基本です。以下手順に従って正しい洗顔を実践し、毛穴をきれいに維持しましょう。

【1】洗顔前に手を洗う。
【2】体温より低い温度のぬるま湯で、顔全体を予洗いする。
【3】洗顔料を十分に泡立てる。
【4】皮脂分泌の多い部位から泡を乗せ、優しい力で洗顔する。
【5】体温より低い温度のぬるま湯で、十分なすすぎを行う。
【6】すすぎ残しのないことを確認し、清潔なタオルで拭き取る。

十分な泡立てによって濃密な泡のフォームを作ることは、顔の汚れの吸着力を高めることに貢献します。汚れを落とす力をきちんと高めて洗顔することは、角栓の原料を残すことなく、きれいな毛穴を作るための有効な対策です。

また、濃密な泡のフォームを作るほど、肌に対する摩擦刺激を軽減できます。色素沈着による黒ずみを防ぐためにも、丁寧な泡立てを行いましょう。

2. 保湿ケアを怠らない

「角栓が気になるから」と肌の保湿を怠ることは、インナードライの進行を招き、黒ずみを悪化させるリスクがあります。

鼻の黒ずみが気になる人こそ、化粧水や美容液、乳液もしくはクリームによる保湿を行うことが非常に大切。化粧水によって十分な水分補給を行った後、美容液や乳液もしくはクリームで保湿成分・適度な油分を入れ込み、肌の乾燥を防ぎましょう。

黒ずみのできやすい鼻の周りはとくに丁寧な保湿を行いたい部位。顔全体に化粧水をなじませた後、部分的な重ね付けを行い、皮脂の過剰分泌を防ぐ対策もおすすめです。

3. 日焼け止めを毎日塗る

紫外線刺激は、毛穴の開きや皮脂の過剰分泌、色素沈着を招いてしまう原因です。日差しの強い春や夏はもちろんのこと秋や冬にも日焼け止めを毎日使い、紫外線の影響を阻止しましょう。

より万全に紫外線対策を行うためには、日傘やUVカットパーカー、つばの広い帽子といった日焼け止め以外のグッズを活用する方法もおすすめ。汗をかいたら日焼け止めを塗り直し、うっかり日焼けを予防しましょう。

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まとめ

家にあるもので鼻の黒ずみをとる方法と角栓や黒ずみの悪化を招くNGケア、きれいな毛穴を維持するための対策を紹介しました。

できてしまった黒ずみは正しい方法でお手入れし、日々の予防対策を徹底することがスベスベの肌を維持するコツです。すぐに変化が見られなくても諦めず、継続的な対策を行うことで、理想の肌を目指しましょう。

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