それでは「手のひら」と「コットン」、実際はどちらがいいのか、それぞれに特徴がございますので、ご紹介させていただきます。
【手のひらでつける場合】
手のひらで塗布する場合、肌への刺激が少なく、化粧水の量を調整できることが特徴です。
さらに、手のぬくもりで顔全体を温めながらお手入れができるため、肌への浸透※力をより高めることができます。
★ポイント★
1:手のひらでスキンケアを行う際は、雑菌が肌に付着しないよう、清潔な状態で行うことを意識しましょう。
2:肌に過度な摩擦や刺激を与えないよう、力加減に注意しましょう。
★こんな方におすすめ★
肌への刺激に弱い方、浸透※力を高めたい方は、ハンドプレスでのお手入れがおすすめです。
基本の使い方
step1 化粧水を手に取る
500円玉ほどの大きさが目安です。
step2 手のひらで少し温める
温めることで浸透※しやすくなります。
step3 額・両顎・鼻・顎に5点づけ
顔全体に万遍なく化粧水をつけます。
step4 手のひら全体で丁寧になじませる
肌の上を滑らせるように、優しく丁寧になじませましょう。
※肌を叩くようにパシャパシャとつけてしまいがちですが、肌に刺激を与える原因となるため控えましょう。
step5 全体をハンドプレスして浸透※
化粧水をしっかり入れ込むイメージで、優しく丁寧に行いましょう。
角質層まで
【コットンでつける場合】
コットンは、目元や口元など細かい部分にもムラなく化粧水を塗ることができ、顔全体に馴染ませやすいことが特徴です。
さらに、古い角質のふき取りができたり、パックとしても使うこともできます。
少し気になることとしては、コットンを使用する場合、化粧水をたっぷり使って肌へなじませる必要があるため、化粧水の消費が早い傾向にあります。
★ポイント★
コットンが毛羽立っていたら、化粧水が足りていない証拠。化粧水を足しましょう。
状態にもよりますが、手のひらより肌への刺激は強いものとなりますので、こすらず「拭き取る」イメージで行いましょう。
★こんな方におすすめ★
目元や口元の乾燥が気になる方、より入念に丁寧に保湿したい方は、コットンでのお手入れがおすすめです。
基本の使い方
step1 コットンに化粧水を含ませる
肌に当たる部分がヒタヒタになるまで、たっぷりと染み込ませます。
step2 じんわりと顔全体になじませる
スタンプを押すように、コットン全体を肌にぴったりと密着させましょう。
指1本分ずつずらしていくように、満遍なくなじませましょう。
step3 仕上げに顔全体をパッティング
化粧水を含ませたコットンで優しく肌を押さえていきましょう。
コットンに残った化粧水は、首筋やデコルテのケアまで行うのも無駄にならずおすすめです。