見た目にも、夏の身体に元気をくれそうな赤い食材。夏が旬のトマトやパプリカにはビタミンCや、体内でビタミンAに変化するβ-カロテンが豊富で、内側から紫外線と戦うパワーを高めてくれます。
「ラムレッグとパプリカのスパイス焼き」
材料(2人分)
- ラム骨付き肉…4本
- パプリカ…1個(150g)
- サラダ油…適宜
- 飾り用(なくても可)
- パセリのみじん切り…適宜
- ベビーリーフ…適宜
- ピンクペッパー…適宜
- [A]
- 塩…小さじ1/2
- 醤油…小さじ1
- クミンパウダー…小さじ1/2
- コショウ…小さじ1/2
- 砂糖…小さじ1
- にんにくのすりおろし…1かけ分
- サラダ油…小さじ2
作り方
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ラムレッグは1本につき表裏5回ずつフォークで刺し、Aを絡めて20分置く。
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パプリカは大きめの乱切りにし、焼く直前に1の下味と絡める。
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フライパンにキッチンペーパーで薄く油を塗り、中火で30秒ほど温める。
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1.2をのせ、中火で4~5分焼き、裏返して弱火でさらに4~5分焼いて肉に中まで火を通す。パプリカは焼き目がついたら取り出す。ベビーリーフを添えて盛り合わせ、ピンクペッパー、パセリを散らす。
「鮭の赤いパエリヤ」
材料(2~3人分)
- 生鮭…2切れ(200g)
- 醤油…小さじ2
- 米…2合
- ズッキーニ…1本(100g)
- レモンのくし切り…適宜
- オリーブ油…大さじ2と1/2
- にんにく…1かけ
- 赤唐辛子…1本
- ミニトマト…10個(150g)
- [A]
- 水…2と1/2カップ(500ml)
- 塩…大さじ1/2
- トマトケチャップ…大さじ2
- パプリカパウダー…小さじ2
- ブラックペッパー(ホール)…小さじ1
(無ければ粗挽きコショウ小さじ1弱で代用可)
作り方
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生鮭は2~3cm角に切り、醤油を絡め10分置く。ズッキーニは長さを半分に切ってから、四等分のくし切りにする。
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にんにくはみじん切りに、ミニトマトはヘタを取り、横半分に切る。赤唐辛子はちぎっておく。ブラックペッパー(ホール)はスプーンの背などでつぶし、Aの材料と合わせておく。
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フライパンにオリーブ油大さじ1/2を入れて中火で熱し、1の鮭とズッキーニを入れ、表裏2分ずつ焼いて取り出す。
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フライパンをさっと拭いて、オリーブ油大さじ2を入れて熱し、にんにく、赤唐辛子、米を洗わずに加え、3分ほどかけて米が熱くなり透き通るまで炒める。
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2のAを注ぎ入れて全体を平らにし、強火で十分に煮立たせる。
3と2のミニトマトをのせ、フタをしてさらに煮立てた後、弱火で20~22分炊く。フタを外し、強火にして1分ほど水分を飛ばす。
器に盛りつけ、レモンを添えていただく。
野菜ソムリエ・料理家
吉田ゆうかさん
食好きが高じ、雑誌編集者を経て食の道へ。野菜、肉、発酵食品を組み合わせた美味しくて手軽にできるレシピと製菓が得意。グルメな割に食の細い4歳の息子がたくさん食べてくれるよう、日々奮闘中。