ゴルゴ線がすぐ消えた!?ゴルゴラインの解消ケア方法8個

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ふと鏡を見たときに、今までになかったシワを見つけることがあります。あなたの表情を老け見えさせてしまうシワは「ゴルゴ線」かもしれません。「ゴルゴ線」があるとスキンケアを頑張っていても老けて見えたり、怖そうに見えることがあります。もしもうっすらできているなら、早めの対策が重要です。
今回は「ゴルゴ線」の原因とおすすめの対策方法を紹介します。

目次

ゴルゴ線(ゴルゴライン)とは?

ゴルゴ線とは、「ミッドチークライン」のことです。目頭から頬に向かって伸びる線です。ゴルゴ13の主人公の顔に似た線が描かれていることから、通称ゴルゴ線と言われるようになりました。

ゴルゴ線があると実年齢より上に見られたり、人相が悪いといわれたりします。若いときからできている方や、年齢を重ねたことによって目立つようになったという方など目立ってくる時期には違いがあります。

ゴルゴラインはシワの一つのようですが、シワよりも深くなりやすく、実はスキンケアだけではなかなか改善が難しいと考えられます。

ですが、改善できないと諦めて放置すると、さらに溝が深くなって取り返しがつかなくなります。

目頭から頬の線が気になる方に向けてゴルゴ線ができてしまう原因と、改善するためのおすすめの方法を紹介します。まずはなぜゴルゴ線ができるのか、原因を見ていきましょう。

ゴルゴ線の原因7個

ゴルゴ線ができる原因は肌の表面だけでなく、顔全体に関わってきます。原因を7個に分けて紹介します。

(1)ハリ不足
(2)筋肉の衰え
(3)脂肪の減少
(4)目の疲れ
(5)コミュニケーション不足
(6)生活習慣の乱れ
(7)骨格・生まれつき

1. ハリ不足

ゴルゴ線ができる一番の原因は肌のハリ不足です。肌のハリがなくなり、重力に負けてたるむと、目頭から頬のところに溝ができてしまいます。

ハリは表皮より深い肌の真皮の構造が支えています。コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸といった肌が本来持つ保湿成分が組織を作り、弾力のある肌を保っています。

このハリの構造は加齢や、紫外線によるダメージ、保湿ケア不足などが原因で壊れてしまいます。ハリが失われるとゴルゴ線だけでなく、顔全体にシワが増えて、余計に老けた印象になるでしょう。

ハリ不足にはうるおいを与えるスキンケアと、内側からハリを支えるインナーケアが欠かせません。

2. 筋肉の衰え

たるみが出るのはハリ不足だけでなく、筋肉の衰えにも原因があります。顔は非常にたくさんの細かい筋肉で構成されています。頬だけでなく、目の周りや鼻の周り、おでこなどの筋肉も重要です。

また頭皮の筋肉が衰えてコリ固まることもゴルゴ線の原因と考えられます。頭皮の筋肉が固まると、おでこ、目、こめかみ、頬の筋肉も動けるスペースが狭くなって動きにくくなります。筋肉が動けず、衰えて柔軟性が失われると、血流が滞りハリが失われます。

また筋肉が動かなくなることでゴルゴ線が固定され、さらに改善されにくくなります。ゴルゴ線を改善するためには頬だけでなく顔全体の筋肉のケアが重要です。

ただし普段の生活では顔全体の筋肉が使えてないことが多いです。意識的に動かすことが必要になるでしょう。

3. 脂肪の減少

肌のハリは脂肪の減少も関わってきます。脂肪が減少すると頬がしぼんでハリが無くなり、たるんだ肌がゴルゴラインのところに溜まります。さらに少なくなった脂肪も一緒に下垂することで、さらに深い溝になることも考えられます。

顔の脂肪の減少は加齢による筋肉や肌の衰えが原因です。しかし、それだけではなく無理なダイエットや頬をついたり誤ったマッサージをしたりといった日頃のクセも原因になります。

減少した頬の脂肪を自然に増やすことは難しく、体の脂肪も増やさなければいけません。ゴルゴ線が深くならないように、脂肪が減少しすぎるような生活習慣は意識的に行わないようにしましょう。

4. 目の疲れ

ここまでお伝えしたハリ不足、筋肉の衰えは加齢だけでなく、目の疲れも原因になります。特にゴルゴ線予防には目の疲れによるたるみや衰えは出来るだけ防がなければいけません。

現代人は目を過剰に使っています。パソコンやスマホ、テレビなどの画面を見ることが多く、たくさんの情報を処理しているのです。

目が疲れていると目の周りの筋肉が凝り固まります。肩や首が固くなるのと同じです。筋肉が凝り固まると血液が滞り、代謝が悪くなるのでたるみやすくなります。

目に疲れが出やすい生活を送っている方は、しっかり目をいたわりケアしましょう。可能な限り、画面を見る時間を減らすことも効果的です。

5. コミュニケーション不足

肌のことなのに、いきなりコミュニケーション不足と言われると驚くかもしれません。しかし、話をしたり笑顔になることが少ないとゴルゴ線ができやすいのです。

コミュニケーションが不足すると、顔の筋肉を動かす機会が少なくなります。筋肉は使い続けることで柔軟性を保ち、血液をスムーズに流すことができます。つまりコミュニケーション不足が血流を悪くし、肌のハリを保てなくなる状態を生み出すのです。

また、コミュニケーションを取らないと筋肉を動かさないために表情の癖がつくことがあります。ゴルゴ線がある表情のクセがついていると、スキンケアなどの対策を行ってもなかなか改善されません。

日頃から柔軟に表情を変えるために、コミュニケーションは非常に役に立ちます。

6. 生活習慣の乱れ

肌はスキンケアだけでなく、内側からのインナーケアが重要です。ゴルゴ線の場合、特に喫煙や睡眠不足に注意が必要です。

喫煙は肌の血流を悪化させます。血液は肌のための酸素や栄養を運び、生きていく上で必ず出てくる老廃物を外に出すために運び出す大切な機能です。血流が悪くなると、健やかな肌を保つことが難しくなり、ハリが失われゴルゴ線ができやすくなります。

また睡眠不足は健やかな肌を守るための大切な習慣です。睡眠中に分泌される成長ホルモンは肌は眠っている間に日中に肌が受けたダメージを修復し、新しく生まれている肌を元気な状態にします。

睡眠不足はゴルゴ線だけでなく、健やかな肌にとって大敵です。ハリのある若々しい印象を保てるように、睡眠習慣に特に気をつけましょう。

7. 骨格・生まれつき

骨格や生まれつきでゴルゴ線ができやすい方もいます。若いときからゴルゴ線が目立つという方は、骨格が関係している可能性があります。

この場合根本的な改善というのは難しくなりますが、肌表面だけでなく、筋肉にもアプローチすることによって目立たなくできる可能性があります。普段のケアを丁寧に行うことで、今よりも深くならないように心がけましょう。

ここからはおすすめのケア方法を実際に見ていきます。

ゴルゴラインを解消!?おすすめケア方法8個

ゴルゴ線を解消して、若々しく好印象な肌になるためにおすすめのケア方法を8個紹介します。

(1)ハリを与える保湿ケア
(2)紫外線対策
(3)表情筋を動かすマッサージ
(4)表情筋のトレーニング
(5)EMS美顔器
(6)インナーケアをする食事
(7)肌を回復する睡眠習慣
(8)眼精疲労対策

原因によってとれる対策は様々です。自分にあった方法で、取り入れられそうなものから試してみてください。

1. ハリを与える保湿ケア

加齢やたるみに負けない肌作りのために、ハリを補う保湿ケアが重要です。ハリをキープするために重要なのは「ヒアルロン酸」や「コラーゲン」などの肌に馴染みやすい保湿成分です。保湿ケアをするにはこれらの成分が配合されているものを選ぶといいでしょう。

保湿をするときは、角質層の隅々までうるおいで満たす必要があります。そのために化粧水は重ね付け、乳液やクリームは必ず使うのがおすすめです。

化粧水は肌に水分を補給します。しかし角質層に一度に浸透する水分はそれほど多くありません。一度にたくさん塗っても肌に馴染むことなく、蒸発してしまう可能性があります。

一度塗ったら1〜3分おいて再度化粧水を塗る重ね付けをすることで、うるおいでいっぱいの肌を目指しましょう。3〜5回繰り返すことで、指先に吸い付くような肌の状態になるのが理想です。

2. 紫外線対策

紫外線によるダメージは肌の老化を加速し、たるみやシワの原因になります。特に頬の広い面は日光に当たりやすいので、しっかり紫外線対策をしましょう。

日焼け止め効果を高めるためには、日焼け止めクリームだけでなく、紫外線カット効果があるベースメイクを使うのがおすすめです。

ファンデーションやフェイスパウダーも紫外線カット効果があるものを選ぶことで、肌に届く紫外線をさらに減らすことができます。

厚塗りになりすぎると肌に負担になりますが、現在使っているアイテムは紫外線カット効果のものに切り替えるなどして、紫外線対策を強化しましょう。

3. 表情筋を動かすマッサージ

ゴルゴ線対策には筋肉のケアが非常に大切です。まずはマッサージをして筋肉が動かしやすい状態を作りましょう。

フェイスライン・目の周り・おでこ・頭皮の順番でほぐすのがおすすめです。

【フェイスライン】
アゴから耳にかけて顔をつまみながら移動します。

【目の周り】
目の周りの骨を触るように親指と中指で優しく押しましょう。

【おでこ】
親指以外の4本の指を当てておでこ全体をずらすイメージで動かします。

【頭皮】
最後に頭皮を指の腹で掴むようにほぐします。

頬は筋肉よりも脂肪が多いため非常に柔らかく、たるみの原因にもなります。ですからマッサージでは触らず、周辺の筋肉をほぐすのがポイントです。

4. 表情筋のトレーニング

表情筋が動きやすいようにほぐしたら、筋肉を動かすトレーニングをしましょう。

今回は簡単にできる目の周りと頬の表情筋トレーニングを紹介します。

【目の周りのトレーニング】
できるだけ大きく目を開いて5秒キープします。このときおでこにシワが寄らないように確認して行ってください。5秒経ったら、強く目を閉じてまた5秒キープします。これを3回ほど繰り返しましょう。

【頬のトレーニング】
口角を目一杯引き上げて5秒キープします。その後、口を思いっきりすぼめて突き出し、また5秒ほどキープしましょう。

気づいたときに1日数回やるのがおすすめです。

5. EMS美顔器

EMS美顔器は筋肉を動かす心地の良い電流を流す美顔器です。普段使わない筋肉を美顔器によって動かし、血流を改善します。

ゴルゴ線を改善するには筋肉へのアプローチが欠かせません。EMS美顔器であればマッサージやトレーニングでは動かしにくい細かい筋肉もほぐすことができます。

筋肉を動かすため振動が大きいのですが、心地よい加減に調整して使えば問題ありません。週に1〜2回のスペシャルケアとして使うようにしましょう。

6. インナーケアをする食事

肌のハリを保つにはインナーケアが欠かせません。肌のハリは表皮よりも奥にある真皮の働きが支えているからです。

真皮にはコラーゲンやエラスチンといった肌本来の保湿成分が、弾力のある肌を支える構造を作っています。コラーゲンなどの働きを維持するには、酸化や糖化を防ぐ必要があります。

酸化を抑えるビタミンA・C・Eを毎日しっかり食べて、糖化をすすめる過剰な糖分や炭水化物の摂取は控えるようにしましょう。

7. 肌を回復する睡眠習慣

ゴルゴ線のない肌のために十分な睡眠時間を確保し、寝るときの環境を整えましょう。上質な睡眠をすることで肌のターンオーバーを整えてダメージを修復します。

睡眠中に分泌される成長ホルモンは、肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンの働きをサポートします。肌が本来持っている働きを衰えさせないために、夜しっかり眠る習慣を身に着けましょう。

1日6〜8時間の睡眠時間を確保するとともに、睡眠の質をあげる工夫もできるとなお効果的です。寝る直前にできるだけスマホやパソコンを見ないようにすること、軽めのストレッチをして体を緩めて寝るなど、無理のない範囲で取り組んでみましょう。

8. 眼精疲労対策

スマホやパソコンを使う時間が多い方は眼精疲労対策も欠かせません。しっかり目を労って、血流を良くしましょう。

画面を見るときはブルーライトカット効果のあるレンズが入ったメガネの使用がおすすめです。目に入る刺激を減らすことができます。

また、休憩中はホットタオルやアイマスクを使って目を温めましょう。じんわりとした熱で、目の周りの血流を良くします。温めたあとは視界もクリアになるでしょう。

まとめ

ゴルゴ線ができる原因7個と対策法8つを紹介しました。シワとは違って深い溝になるゴルゴ線は改善するのは難しいと考えられています。しかし普段のスキンケアや生活習慣の改善など、対策方法がないわけではありません。

大切なのは早めに取り掛かり、継続することです。普段から心がけることによって、若々しい印象を保てます。できることから生活に取り入れて、早めのケアを始めてみましょう。

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