日光との上手な付き合い方とは??

日光との上手な付き合い方とは?

「日光を浴びる」と聞いて、あなたはどんなイメージを思い浮かべますか?

メビウス製薬では「365日のUVケア」を推奨しておりますので、「紫外線対策しなくちゃ!」と日光にあたることがデメリットに思わせてしまっていることもあるかもしれません。

紫外線対策をすること自体は、肌にとってとても大切なことではあるのですが、「日光=紫外線=デメリット」だけではなく、日光を浴びることには実はメリットもあるのです!

この記事では日光を浴びることのメリットをお伝えするとともに、記事の最後では「日光にあたることはいいこと、でも紫外線対策はしなくちゃ・・どうしたらいいの?」という誰もが持つであろうモヤモヤにお答えできるよう、日光との上手な付き合い方をお伝えいたします。

この記事が、これからのスキンケアのお役に立てますと幸いです♪

日光 ≠ 紫外線

「日光=紫外線」ではないということはご存知でしょうか?

日光とは、「太陽光」のこと。
太陽光の中には、紫外線だけでなく、他にもたくさんの光が存在するんです!

日焼け止めによく書いてあるSPF、PAとは何か、ご存知でしょうか?

地表に届く光の中でも、比較的波長の短い「紫外線」は有害と言われています。
上の画像では、左にいくほど光の波長が短くなります。
放射線の一種である「ガンマ線」やレントゲンで使用される「X線」はとくに有害ですが、オゾン層ではじかれて地表には届きません。

太陽光には「紫外線」の他にも、波長の長い「赤外線」を含んでいます。
このように紫外線は日光の一部であって、イコールではないのです!

日光浴のメリット

「日光浴」は健康にいい、とどこかで耳にしたことはありませんか?
では、どのような理由で健康によいとされているのでしょうか。

日光浴をすると・・・ビタミンDの生成、睡眠の質向上、幸せホルモンの分泌

①ビタミンDの生成

ビタミンDは、私たちの体にとって非常に重要な栄養素です。
食品からの摂取もできますが、日光を浴びることによっても生成されるのです!

では、ビタミンDが体にどのような効果をもたらすのか、これから見ていきましょう!

ビタミンDの効能


(1)カルシウムの吸収促進
ビタミンDは、腸管でのカルシウム吸収をサポートします。
カルシウムは骨や歯の健康に必要なミネラルなので、ビタミンDは丈夫な骨を作るのにとても大切な栄養素です。


(2)骨の健康
ビタミンDは、カルシウムと協力して、骨の形成と骨密度の維持に関与します。
骨の石灰化を促進し、骨密度を増加させるので、骨折の予防や抑制へと繋がります。
とくに高齢の方は骨粗鬆症のリスクを高めないためにも、ビタミンDを意識的に摂取するようにしましょう。


(3)免疫システムのサポート
ビタミンDには、免疫機能を調節する働きがあります。体内にウイルスが侵入してきた時に、不要な免疫反応に抵抗し、必要な免疫機能を促す役割を果たします。
そのため、インフルエンザ・風邪や肺炎などの感染症への効果も期待されています。


(4)心血管の健康
ビタミンDは、心血管系の健康にも関与しています。
適切にビタミンDを摂取することで、高血圧・心臓病・脳卒中などの心血管疾患のリスクを低下させると言われています。
動脈硬化に由来する病気の予防で、ビタミンDが重要な働きを示していることは、近年の研究で明らかになってきました。


(5)糖尿病リスクの低下
ビタミンDの適切な摂取は、糖尿病の発症リスクを低減させる可能性があります。
インスリンの分泌低下に部分的に関与し、血糖値の制御に役立つ、ということが近年の研究で示唆されています。


(6)精神的な健康
科学的な研究で、ビタミンDが私たちの心のバランスを整え、うつ病のリスクを最小限に抑える重要な役割を担っているとわかってきました。
ビタミンDが不足していると、うつ病の他、不安症・気分変調症・睡眠障害・季節性感情障害(SAD/冬季うつ病)の原因となる場合があり、漠然とした不安や気分の落ち込み、忘れっぽさ、悲しさという感情とも関連付けられると言われています。


ビタミンDと疾患の関連性は、まだ研究がなされている段階で、詳細なメカニズムが解明されていない部分もございます。ですが、ビタミンDの摂取は推奨されており、食事や日光浴を心がけていきましょう。年齢を重ねるごとに心身ともに衰弱していくこと(「フレイル」と呼ばれています)を防ぐことに寄与するとも言われています。

食品からビタミンDを摂取する場合は、魚類やきのこがおすすめです。

しかしビタミンDの多量摂取を続けると、高カルシウム血症や腎障害などの健康障害が起こる可能性がありますので、耐容上限量はしっかり守りましょう。

ビタミンDの食事摂取基準

②睡眠の質の向上

日光浴は、メラトニンの抑制と分泌に関係します。
「メラトニン」とは睡眠を司るホルモンで、メラトニンの分泌が多いと眠くなり、分泌が少ないと覚醒した状態になります。

ポイントは、に日光浴すること!

朝に日光を浴びると、メラトニンの分泌が抑えられすっきり目を覚ますことができます!

さらに、その約15時間後にメラトニンの分泌が最大になるので、眠りにつきやすくなり、夜の睡眠の質が上がるのです。

自然に体内リズムが整うので、健康的な生活が送れますね ♪

③幸せホルモンの分泌

日光浴は、セロトニンの増加にも効果があります。
「セロトニン」は「幸せホルモン」とも呼ばれ、精神状態を安定させる働きがあります。

他にも、緊張などのストレスを感じにくくなったり、快眠を得やすくなったりします!

ポイントは、に日光浴すること!

セロトニンは、朝日を浴びることで分泌が促されます。
メラトニンもポイントは「朝の日光浴」でしたね!

日光浴にはたくさんのメリットがあることをお分かりいただけたかと思います!
これからは、日光を思う存分浴びていただきたいところですが・・・
やはり、気になるのは紫外線・・・。
改めて紫外線がもたらす肌へのデメリットをおさらいしておきましょう。

日光浴のデメリット

日光浴のデメリットは、「紫外線」を浴びてしまうことです。

日光浴を浴びると・・・サンバーン、サンタン、シミ・くすみ・しわ・たるみなどの光老化による皮膚障害

①急性反応

いわゆる「日焼け」のことで、大きく分けて「サンバーン」と「サンタン」の2種類あります。


<サンバーン>
紫外線を浴びてから数時間後に起こる急性反応が「サンバーン」です。
皮膚が赤くなったり、かゆみが起こったりという軽いヤケドの状態で、1~2日ほどヒリヒリとした痛みを伴いますが、通常は2~3日で治まります。ひどい場合は皮膚科での治療が必要です。

<サンタン>
紫外線を浴び、メラニン色素が増えることで肌が黒くなる急性反応が「サンタン」です。
通常は肌のターンオーバーとともに、メラニンが徐々に肌表面に押し出され、最終的には垢とともに剥がれ落ちます。そのため、時間が経てば肌の色は元に戻ります。

②慢性反応

長年にわたって蓄積された紫外線によるダメージは、シミ・くすみ・しわ・たるみなどの年齢を重ねた肌のお悩みとして現れます。

加齢により肌のターンオーバーが乱れ、正常にメラニンが外に排出されないのも、それらのお悩みの原因となります。

悩んでからの処置も大切ですが、悩む前の予防と悪化させない対策の1つとして、紫外線対策はとても有効です。

日光を浴びるデメリットはやはり「紫外線」による肌ダメージ・・・。

メビウス製薬のお客様には、シミ・くすみ・しわ・たるみなどの年齢を重ねた肌に悩んで欲しくない想いから、私どもは常々365日紫外線対策の必要性を発信しております。

日光を浴びることは、健康によいというメリットもありますが、紫外線で肌がダメージを受けるというデメリットもあります。

じゃあどうすればいいの!?

どう対策するのがいいのかわからなくなりますよね・・・!
ではこれから日光とうまく付き合っていく方法をお伝えいたします!

・日光との上手な付き合い方

まず、日光浴の方法に正解はありません。
なので、今からご紹介する日光浴の方法はあくまで “ 弊社のおすすめ “ です!

日焼け止めを塗って朝15分のウォーキングで日光浴

ポイントは、「朝」「ウォーキング」「15分」「日焼け止め」です!


✅朝
朝、目覚めた後すぐに日光を浴びることで体内時計がリセットされ、気持ちよく1日の活動を始められます。また、朝、日光を浴びることで、睡眠を司る「メラトニン」と幸せホルモンの「セロトニン」が効果を発揮します。曇りの日や雨の日でも、量は少ないものの日光は届いています。セロトニン分泌に有効ではありますので、無理のない範囲で天気に関係なく、外に出てみましょう!
さらに、日中よりも朝の方が比較的紫外線量が少ないので、紫外線対策という意味でも「朝」をおすすめいたします!

✅ウォーキング
さらに、ウォーキングをすることで、「セロトニン」を上手に増やすことができます!一定のリズムに乗って、呼吸を意識しながらウォーキングしてみましょう!

✅15分
環境省によると、ビタミンDの生成に必要な日光照射時間は、季節にもよりますが「約15~30分」とされています。それを目安に15分とさせていただきましたが、自分の体調とも相談しながら無理せず楽しく行っていきましょうね ♪

✅日焼け止め
ビタミンDは日焼け止めを肌に塗っていても生成されます!
朝でも紫外線は降り注いでいるので、カーテンを開ける前に「スキンケアから日焼け止めまで」ご準備いただくことをおすすめいたします。外出する場合は、日焼け止めをしっかり塗りましょう!

いかがでしたか?
状況に合わせて紫外線を含む日光とうまく付き合っていきましょう!
この記事があなたのお役に立ちますと嬉しい限りです ♪

メビウス製薬は、お客様の理想の肌になっていただくと共に、健康で明るく毎日を過ごしていただきたいと思っております。素敵な日々を一緒に作っていきましょう!