日本には四季があり、それぞれの季節で太陽の高度が違います。
太陽からの光の角度(照射角度)が違えば、紫外線対策をすべき箇所も異なります。
今回は季節ごとの4つの角度からライトを当てて、季節ごとの光の角度を検証しました。
紫外線についてしっかり学んで日焼け止め対策を徹底しましょう。
緯度35度の東京を例にとると、春分の日の南中高度(太陽が真南にきて、一番高く上がったときの地平線との間の角度)は約54度。頭よりも顔に斜め上から紫外線が降り注ぎます。
夏至の日の太陽の南中角度は一年のうちで最も高く、約77度。紫外線はほぼ真上から降り注ぎます。また、アスファルトの反射率は約10%。上からだけでなく下からも紫外線を浴びているため、あごの下などにもしっかり日焼け止めを塗りましょう。
秋分の日は、春分の日と同じように斜めの角度をたどり、南中高度(太陽が真南にきて、一番高く上がったときの角度)は約53度。斜め上〜横から紫外線が降り注ぐため、頭部などで遮られることなく、顔全体に降り注いでしまいます。
冬至の日は、約30度。一年のうちで最も低い角度から紫外線は降り注ぎます。日照時間も短く、紫外線の影響はミニマム。しかし、新雪の紫外線反射率は80%と高く、雪山でのレジャーでも紫外線対策が重要です。
秋分〜冬至〜春分の時季は照射角度が低く、車に乗っていると、ちょうど窓ガラスの位置から差し込む光が顔や手に直撃。紫外線は窓ガラスも透過するので、特に長時間車に乗る場合は、普通に生活しているよりも紫外線に当たる量、時間は増えてしまうことも!
紫外線は、屋根や外壁は透過しませんが、窓ガラスやカーテンは透過するため、室内も油断大敵です。室内で過ごす日でも、日焼け止めを塗るまでが朝のスキンケアの一環と心得て、しっかり紫外線対策をしましょう。
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