紫外線は、百害あって一利なし!
美容のスペシャリストが教える光老化対策

ビューティエイジング アナリスト 松本 千加子さん

ビューティエイジング アナリスト

松本 千加子さん

40年の資生堂勤務を経て「ミルボーテ」を設立。資生堂時代は多数のメガブランドの企画、処方開発に携わる。現在はレッスンやセミナーを通じ、正しい美容知識の啓蒙を行なっている。

紫外線は、百害あって一利なし!

「夏になったら」では遅いのがUVケア。紫外線は一年中降り注ぎ、とくに5月からはグーンと量が増え、肌細胞のダメージが気になります。今年は一歩先ゆくケアを! その心構えを美容のプロが伝授します。

ダメージを蓄積する2種類の紫外線

「紫外線は百害あって一利なし!」と断言するのはビューティエイジングアナリストの松本千加子さん。「紫外線には、波長の長いUV︲A波と短波長のUV︲B波があり、とくに怖いのがUV︲A波。UV︲B波の約10倍の量が降り注ぎ、雲やガラスも通り抜け、肌の奥まで到達し、シミはもとよりシワを深くします」。

【2種類の紫外線】

肌が黒くなるサンタン
肌が黒くなるサンタン

紫外線から肌を守るために肌が茶色に。UV-A波の影響が大きく、長年、肌にダメージが蓄積され、シワやたるみの原因に。

肌のやけどサンバーン
肌のやけどサンバーン

主にUV-B波が原因となる日焼け。皮膚が赤くなり、ヒリヒリ痛み、「やけど」のような状態に。水ぶくれになる場合もあります。

自分の肌の紫外線に対する抵抗力と感受性を知りましょう

「色白の方はメラニン色素の量が少なく、サンバーン状態になりやすく、色黒の方はメラニン色素が多く、紫外線を浴びるとすぐに黒くなる傾向があります。そして、どちらでもない平均的な肌色の方は、紫外線を浴びるとまず赤くなり、そして茶色に変化。サンバーンを起こしたあと、サンタンを起こします」。

【肌タイプによる違い】

肌が赤くなる色白タイプ
肌が赤くなる色白タイプ

紫外線から肌を守るために肌が茶色に。UV-A波の影響が大きく、長年、肌にダメージが蓄積され、シワやたるみの原因に。

肌が黒くなる色黒タイプ
肌が黒くなる色黒タイプ

もともとのメラニン色素が多く、サンバーンにはなりにくい肌ですが、メラニン色素が酸化され、シミが濃くなりやすいので注意。

赤くなった後黒くなる平均タイプ
赤くなった後黒くなる平均タイプ

日本人に最も多いのがこの肌タイプ。サンバーンを起こしたあとにサンタンを起こし、紫外線ダメージが肌に蓄積されます。

「色白の方はメラニン色素の量が少なく、サンバーン状態になりやすく、色黒の方はメラニン色素が多く、紫外線を浴びるとすぐに黒くなる傾向があります。そして、どちらでもない平均的な肌色の方は、紫外線を浴びるとまず赤くなり、そして茶色に変化。サンバーンを起こしたあと、サンタンを起こします」。

【松本さん直伝!】約40年続けている紫外線対策

夏でも長袖を着る
夏でも長袖を着る

うっかり日焼けをしやすいのが、腕や脚。夏でも長袖を心掛け、外出時には日傘がマストです。日傘はその日の行動に合わせて折りたたみや軽量のタイプなど、3本を使い分け。足元もできる限りストッキングを履くようにしています。

UVカット機能のあるサングラスをかける
UVカット機能のあるサングラスをかける

紫外線が目に当たると、白内障などの眼病を引き起こす原因となるだけではなく、メラニン生成が刺激されるという研究結果もあります。外出のときはUVカット機能のあるサングラスを着用。肌だけでなく、目も守るようにしています。

UVケアは1年中

年間を通し、朝にUVケアを組み込み、顔だけでなく、首までの“うっかり日焼け”を予防しています。日常使いの日焼け止めはSPF25値以上、PA値+++以上を意識。肌を覆い隠さない使用感で、下地効果のあるものを選んでいます。

SPFとPAの見方をおさらい UVケアアイテムに記されているSPF値とPA値。SPFはどのくらいの時間紫外線を防御できるかを示す数値で、高いほど防御効果が高く、最高値は50+となります。PAはUV-Aを防ぐ指標を+の数で表示。現在は最大4つまで表示できます。

肌を守り抜く!使い心地満点のUV

70種類以上もの保湿エキスを贅沢に配合。快適なつけ心地で肌を乾燥から守ります。

絶対焼かない塗り方

●ひと通り塗ったら、もう一度同じように塗る。これで塗りムラなし!

●髪の生え際、耳の後ろ、デコルテまで、ちょっとのすき間も塗り残さない!

UV美容液
UV美容液

内容量:30g(約30日分)

SPF50+/PA++++

販売名:ジーエルエス023

通常価格:2,903円(税込)

定期価格:2,322円(税込)