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薬剤師・アロマセラピスト・漢方アドバイザーの三矢 朝美監修

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肌荒れ

生理前の肌荒れ、どうにかしたい!

生理の1週間前ごろから、イライラや不安を感じたり、体のだるさや頭痛などがあらわれたりなど、女性はさまざまな症状に襲われます。その中でも、「吹き出物がでる」「肌がゴワつく」などの肌荒れはいつものスキンケアをしていても起こり、メークのノリも悪くなったり・・・。そうならないためにも、生理前の肌荒れがどうして起こるのかを知り、お手入れの方法を身につけて健やかな肌を目指しましょう!
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●生理前に肌荒れしてしまう原因とは?

生理前の肌荒れと大きく関係しているのは、女性のホルモンバランス。
女性ホルモンは、年代や月経のサイクルにより
その分泌量や肌に変化をもたらします。
「卵胞ホルモン」と「黄体ホルモン」の2種類があり、
生理終了~排卵前まで卵胞ホルモンの分泌が増え、
排卵後からは黄体ホルモンの分泌が増えるというサイクルが
28日周期で繰り返されます。

生理の1週間前は、黄体ホルモンの分泌量がもっとも多くなる時期。
そのため、肌は皮脂が過剰に分泌され吹き出物ができやすく、
紫外線が肌にあたるといつも以上に敏感になり、シミもできやすくなります。

さらに、身体のむくみや心まで不安定に・・・。

そもそも「黄体ホルモン」は、妊娠をサポートするホルモン。
子宮内部の環境を整えたり、妊娠後の体内を安定させたり、
女性にとっては欠かせないホルモンではあるのですが、
皮脂を過剰に分泌するため、
さまざまな肌トラブルを引き起こしてしまうという一面もあります。

【2つの女性ホルモンの働き】

●卵胞ホルモン(エストロゲン)
女性らしい丸みを帯びた身体つきをつくる、肌や髪の潤いやハリを保つ、
感情を安定させるなどの影響を与えます。

●黄体ホルモン(プロゲステロン)
受精卵が着床しやすいように、子宮内膜の状態を整え、
妊娠後の胎盤の状態を安定させたり、食欲を促す影響を与えます。

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●肌にあらわれるさまざまな不調サイン

生理前は肌のバリア機能が低下するため、
外部刺激やストレスなどの影響を 受けやすく乾燥もしやすくなります。
吹き出物だけでなく、下記にあげているように
さまざまな肌トラブルまで招いてしまいます。

【肌荒れの症状】

・ニキビ、吹き出物ができる
・脂性肌になる
・乾燥肌になる
・肌のバリア機能が低下し、敏感になり、かゆくなる
・紫外線の影響を受けやすく、シミ、そばかすになる
・PMS(月経前症候群)やストレスから肌の調子が悪くなる
・むくみで血行が悪くなり、肌がくすむ     など

◎身体や心にも不調サイン
排卵後から黄体ホルモンの分泌が増えるにしたがい、
肌だけでなく身体や心にも不調があらわれやすくなります。
元気になったり、落ち込んだりと感情の起伏が激しくなったり、
憂うつで不安定な心の状態に。身体は水分を溜め込みやすくなるため、
むくみや便秘、肩こりや眠気が増すなどいつものリズムが保てなくなるのが特徴です。

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●不安定な肌を整え、心を軽くする生理前対策

生理前にあらわれる肌荒れは人によって違いはありますが、
肌が不安定になりやすいのは確かです。
生理前でも変わらず健やかな肌状態をキープするために、
お手入れ方法や、心もほぐす生活習慣を取り入れてみましょう!

【生理前に行いたい対策】
~スキンケア編~

①洗顔・クレンジングは丁寧に!
肌が敏感になっている状態なので、
朝晩の洗顔やクレンジングは丁寧にやさしく行いましょう。
皮脂量が多くなるからと、ゴシゴシ洗ったり、
洗浄力の強い洗顔料を使ったりすると、
肌に刺激を与え皮脂分泌を促進してしまいます。

⇒クレンジングは正しい適量、洗顔料はたっぷり泡で
やさしく肌をなでるように汚れをなじませます。

⇒すすぎは人肌ぐらいの温度で、しっかりと。
髪の生え際などすすぎ残しがないように気をつけましょう。

 

②保湿はたっぷり!
皮脂が分泌しやすいからといって、さっぱりしたお手入れに切り替えてはNG!
バリア機能が低下し、肌の水分も逃げやすくなるため、
保湿ケアもしっかり行いましょう。
また、肌はいつも以上に敏感になっているため、
この時期に新しい化粧品を試すのは避け、
いつも使っている化粧品を使った保湿重視のケアを心がけましょう。

⇒洗顔後は時間をおかず、たっぷりの化粧水で肌に水分を補給します。
コットンパックやシートマスクなどのスペシャルケアも効果的です。

⇒水分を補給したら、クリームやジェルなどで蓋をしましょう。
乾燥しやすい目もとや口もとは重ねづけ。
ただし、油分が多過ぎるものは避けたほうがよいでしょう。


③日焼け止めもしっかり塗る!

バリア機能が低下している肌は、
紫外線などの外的刺激を受け入れやすい状態になっています。
そのため、日焼け止めを塗らないまま外出したりすると、
紫外線ダメージを受け、肌老化の大きな原因に。
日焼け止めをスキンケアの延長で塗る習慣を身につけましょう。

 

~生活習慣編~

①十分な睡眠をとる
睡眠不足は肌だけでなく、精神的にも影響を及ぼします。
睡眠中に、成長ホルモンが分泌され、肌を生まれ変わらせる作用があるため、
寝不足や夜更かしを避けて、質の良い眠りができるよう心がけましょう。

⇒毎日6~8時間の睡眠を規則正しくとる。

⇒寝つきをよくするために、就寝前のパソコン・スマートフォンを控えたり、
入浴後1時間以内に眠るようにしましょう。


②軽い運動をする
疲れるほどハードな運動をすると、逆にストレスを発生させてしまうことに。
血行をよくするために身体をほぐしたりなど、軽い汗をかく程度の運動を
するのがおすすめです。

⇒お風呂上りに身体を伸ばすストレッチをする。

⇒30分間のウォーキングやヨガなどの有酸素運動。


③香りでリラックス
生理前のイライラや不安な気持ちを落ち着かせるには、
香りでリラックスするのもおすすめです。

アロマポットで室内に香りを広げたり、
ハンカチなど身につけるものにアロマオイルを垂らすなど気軽に楽しめます。

⇒イライラや不安な気持ちを落ち着かせる香りは、
「ローズ」「ゼラニウム」「ラベンダー」「ネロリ」など。

 

生理前の不安定な時期は、避けることができません。
肌荒れなど憂うつになることは多くありますが、 深刻に考え過ぎず、今回ご紹介した対策をぜひ実践してみてください。

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