手の甲のシミの原因とシミの取り方4個!予防方法は?簡単に消える?

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「薄茶色いシミができて気になる」
「昔からあるシミが増えて濃くなってきた」
「簡単にシミが消える方法はないかな?」
と「手の甲のシミ」にお悩みの人は多いのではないでしょうか。

手の甲は水に触れる機会や摩擦も多く、メイクで隠すには限界もありますよね。

この記事では、手の甲のシミの原因や簡単にとる方法、気軽にできる予防法を詳しく解説しています。手の甲にできたシミにお悩みの人はぜひ参考にしてくださいね。

目次

手の甲のシミの原因3個!遺伝?なぜ?

いつの間にかできている手の甲のシミ…。これはどのような過程でできてしまうのでしょうか?こちらでは、シミの原因や種類、特徴について詳しく解説していきます。

1. 老人性色素斑

手の甲にできるシミの原因は「老人性色素斑(日光性黒子)」とよばれるもので、最も多いタイプのシミです。顔や手などの露出が多く、紫外線を浴びやすい部位にできやすい傾向です。また初めは薄い茶色ですが、徐々に濃くなり目立つようになります。

老人性色素斑は、主に紫外線やターンオーバーの乱れなどからできます。

紫外線

紫外線はシミを作る1番の原因です。少量の紫外線でも毎日浴び続けることで、加齢とともに現れます。

紫外線はシミ以外にも、日焼けによる乾燥を招いてシワやくすみなどの老化原因にもなるので、最も気をつけたいポイントです。

ターンオーバーの乱れ

加齢や紫外線などの影響を受けてターンオーバー機能が低下すると、シミの元となる黒色メラニンをたくさん作り出してしまいます。

本来であればアカとなり剝がれるはずの黒色メラニンをうまく排出できず、色素沈着を起こしてシミとなるのです。

2. 炎症後色素沈着

手の甲のシミは、料理などによる火傷や、虫刺されによってかぶれた部分にできることがあります。これは「炎症後色素沈着」で、炎症後の肌にできやすい赤~黒色のシミです。

時間が経つと自然に消えることもありますが、紫外線を浴びすぎると刺激となりシミが残ることもあります。また傷跡を気にして触りすぎると、メラニンの合成を高めてシミが悪化する可能性も。

3. そばかす

幼少期や小学生の頃から手の甲にシミがある、家族にもある、という人は遺伝が原因のシミの可能性が考えられます。

シミの中でも遺伝的要素が強いのは、「雀卵斑(じゃくらんはん)」です。いわゆる「そばかす」と呼ばれているシミの種類で、三角形や四角形の薄茶色の多数の細かいシミが散らばってできます。

一般的には顔の頬にできますが、紫外線の影響で加齢とともに手や腕、肩などにできることもあります。多くは幼少期の頃にできて年齢が上がるにつれて増え、思春期を境に濃くなっていく傾向です。その後は徐々に薄くなり目立たなくなります。

特に春~夏にかけて目立つようになり、秋~冬は薄くなり落ち着きます。

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手の甲のシミの取り方4個

それでは、「手の甲にできたシミを無かったことにしたい!」という人のために、手の甲のシミをきれいに取る方法を見ていきましょう。

シミを改善するだけでなく、もともとシミが無かったかのように消える方法もあるので、引き続きご覧くださいね。

1. 美白クリームで保湿ケア

美白クリームは日中もこまめに塗るのが1番ですが、手洗いなどですぐにとれてしまいますよね。とれてしまっては、せっかくの美白効果が消えてしまいます。

そこで、寝る前に塗る習慣をつけましょう。朝晩は、顔に塗った後の余った美白美容液などを手の甲に塗ってもよいですね。

美白クリームで消える手の甲のシミ

手の甲にできる「老人性色素斑」・「炎症性色素沈着」は、美白クリームなどの美白化粧品の効果が期待できます。遺伝が原因のそばかすは、化粧品などの美白効果が現れにくいシミです。

おすすめの美白成分

美白成分には、酵素の働き(チロシナーゼ)を抑えることによって、シミを作るメラノサイトの働きを抑える効果があります。以下は手の甲のシミにおすすめの美白成分です。

◯アルブチン
美白有効成分であるβ-アルブチンはハイドロキノンの誘導体で、ツツジ科のハーブ類に含まれる植物由来成分です。

これはメラニンを作り出す機能をストップさせて、シミやそばかすを防ぐ役割を果たします。また副作用が心配されるハイドロキノンと比べると、アルブチンは肌への刺激がほとんどなく安全です。

◯m-トラネキサム酸
m-トラネキサム酸は、もともと抗炎症薬として使用されていたトラネキサム酸を、美白有効成分として開発された成分です。メラニンの作り出す指示をストップさせて、シミやそばかすの発生を予防します。

◯ビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体は、ビタミンC単体では壊れやすいため、肌になじみやすく長時間留まるように調整された成分です。シミを予防して、すでにあるシミを薄く改善して目立たなくしてくれます。

他にも、皮脂の分泌抑制・抗酸化作用・コラーゲンの生成促進など、様々な活躍がみられる成分です。特に、ニキビ跡によるシミに効果的です。

◯プラセンタエキス
プラセンタエキスはターンオーバーを促して、メラニンを皮膚上に押し出してくれますよ。また紫外線によるシミやそばかすの改善・色素沈着を予防する働きもあります。

多くのビタミンやアミノ酸、ミネラルを豊富に含む美容成分としても有名ですね。美白効果の他にも、保湿効果や血行促進効果も期待できますよ。

◯コウジ酸
コウジ酸は麺菌由来の成分で、メラニンの生成を抑えてくれます。もともと酒蔵で働く人の手が白いことから開発されたというユニークな成分です。

◯カモミラET
カモミラETは、カモミールの花からとれる植物由来成分です。紫外線によるメラニンの合成を初期段階で阻害します。そしてメラニンの過剰生成を防ぎ、シミやそばかすを予防しますよ。

美白効果以外にも強力な消炎作用があるため、ニキビや乾燥、肌荒れ予防の化粧品に配合されています。

2. 美白効果が期待できる市販薬を服用する

シミ・そばかす改善薬は、体内からターンオーバーを促すことで、メラニンの排出を助けてくれます。そのため飲み続けることで、シミが徐々に薄くなって目立たなくなります。

シミやそばかす、日焼けを防いでシミの改善効果も期待できるので、徹底的に美白したい人はぜひ試してみてくださいね。

シミ・そばかすを改善する市販薬のおすすめ成分

以下は、シミやそばかすを改善して目立たなくしてくれるおすすめの成分です。

・L-システイン
・β-カロチン
・ビタミンC
・ビタミンE
・トラネキサム酸

これらの成分は、市販で購入できるシミ・そばかす改善薬にバランス良く含まれています。またシミ・そばかすを薄くして目立たなくするには、食生活を改善することも大切です。バランスの良い食事を心掛けながら、体の内側からケアしてシミへの美白効果を高めましょう。

3. ピーリングでターンオーバーを促す

シミの改善には、週に1度を目安にピーリング剤やマッサージをして、溜まったメラニンの排出を促してあげると効果的です。さらに美白化粧品の浸透も良くなるのでおすすめです。

力をいれてマッサージしたり、ピーリング剤を毎日使用したりすると、シミを悪化させる恐れがあるので控えてくださいね。どちらの使用も肌の刺激にならないように優しく行いましょう。

4. 美容皮膚科のレーザー治療でシミを除去

美容皮膚科のレーザー治療を行えば、ほとんどのシミを改善できます。「今までの悩みは何だったの…」というほど、きれいに消えることもあります。

また遺伝的要素が強いといわれるそばかすは、化粧品の美白効果が低い傾向なので、レーザーによる治療がおすすめです。

どのくらいの費用が必要?

レーザー治療の費用はクリニックによって異なりますが、1mm3,000~10,000円程度。シミの数が多ければ、少し安くなる病院もあります。

痛み・ダウンタイム・注意点は?

治療中はパチパチと少し痛みを感じますが、美肌のためなら我慢できる痛みです。また施術後は一時的にシミが濃くなりますが、7〜14日かけて徐々に剥がれ落ちます。1回の治療で効果を実感できることもありますが、シミの濃さによって時間がかかることもあります。

また効果が高い分、肌に負担がかかるため、治療後は念入りな保湿と紫外線対策に気を付けなければなりません。比較的新しいシミは1回の治療で剥がれ落ちるため、気になった人は早めに受診されてはいかがでしょうか。

手の甲のシミの予防方法4個

毎日シミを予防するのは大変ですが、シミができてから消すほうが労力や費用もかかってしまいます。手の甲のシミをこれ以上増やさない、悪化させないためにも、日頃からシミ予防対策を徹底しましょう。ここからは、手の甲のシミを防ぐ方法を見ていきましょう。

1. 乾燥や刺激から肌を守る

皮膚の水分量が減り、乾燥していると日焼けしやすい肌の状態に。実際に乾燥している肌と水分量の多い肌では、乾燥している肌のほうが日焼けしやすいのです。そのため日頃からしっかり保湿して、皮膚が水分不足にならないように気をつけましょう。

またこすったり強い刺激を与えたりすると、シミが濃くなり目立つこともあります。洗い物や水回りの掃除といった肌に負担のかかる作業は、手袋をつけるなどして極力刺激を減らすことが重要です。

2. 日焼け止めをこまめに塗り直す

手の甲に塗る日焼け止めは、衣類の着脱動作や摩擦によってとれやすいため、3時間に1度を目安に塗り直しましょう。

シミを徹底的に予防するには、季節に関わらず1年中日焼け止めを使用することが大切です。紫外線を完全に避けることは難しいですが、なるべく日焼けをしないように意識しましょう。

そして日焼け止めを塗る量にも注意が必要です。十分な量を塗らなければ最大限の効果を得られませんので、適切な量をしっかり塗るようにしてくださいね。

また最近では、汗や水に強いタイプの日焼け止めも販売されています。これは通常の石鹸ではとれにくいので専用のクレンジング剤などでしっかりと洗い流しましょう。

UVケア効果のあるハンドクリームの選び方

以下では、シミを予防するために欠かせない日焼け止め選びのポイントを紹介します。

・紫外線予防効果が十分にあること
・安全性が高い
・汗や水に強い
・使用感が良い
・衣類に色がつかない

汗や水に強く落ちにくいといわれる日焼け止めでも、動作や摩擦によって落ちることもあるので、こまめに塗り直すことが大切です。

日焼け止めの強さはライフスタイル合わせる

日焼け止めは、自分のライフスタイルに合った適切なものを選びましょう。SPF値が強いものは高い効果が期待できますが、強い成分が多いため肌への負担も上がります。

そのため、場所や紫外線の強さに合わせて選びましょう。以下では、日焼け止めの選ぶ時の基準を示しています。

ライフスタイルSPFPA
日常生活(散歩や買い物など)10~15+~++
軽い野外活動(スポーツなど)20~30++~+++
炎天下(山や海でのスポーツや海水浴)40 ~50+++
海外などの熱帯地域50以上++++

海や山などへ旅行などで出かける際は、日常より強めの日焼け止めを使ってシミを防ぎましょう。

3. アームカバー・手袋で紫外線を遮断

紫外線の強い時期や場所では、UVカット効果のあるアームカバーや手袋を着用しましょう。可能であれば、1年中バッグに入れておきたい必需品。アームカバーや手袋は色々なカラーが販売されています。

その中でも紫外線を遮断する黒色のものがおすすめです。手の甲を美白クリームで丁寧に保湿して、外出時はアームカバーや手袋で保護するだけでも十分なシミ予防ができます。

仕事などの都合でアームカバーや手袋をつけられない人は、日傘をさしたり日焼け止めを塗り直したりして、なるべく紫外線を浴びないように心掛けましょう。

4. 紫外線から肌を守る市販薬を服用する

UVカット効果のある市販薬やサプリメントは、「飲む日焼け止め」といわれていて、体の内側から日焼けを予防できます。飲む日焼け止めは、日中に日焼け止めを何度も塗り直せない人におすすめ。

また市販薬やサプリメントの服用は、短期間で効果を実感できるものではないので、飲み続けことが大切です。体の内側と外側からのケアをすれば、シミに悩まされない透明肌のある肌を目指せるでしょう。
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まとめ

手の甲にできるシミの原因やとる方法を解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?手の甲は紫外線を浴びやすいので、1年を通して美白化粧品や日焼け止めを併用してくださいね。

シミの原因・消す方法・予防法を知って、今できることから始めてみてはいかがでしょうか。手の甲のシミに悩まされない、透明感のある肌を目指しましょう。

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